常磐道を越えた左側にある式内社の古社。
八幡神社の一種で、元々は夏井川の近くに立つ二股の大木の下にあったのを洪水に会いやすいので天和2年にこの地に移したそうです。
祭りの日(9月14,15日)に行う獅子舞ではその年に下小川に婿に来た者に獅子頭を被らせる習わしがあったらしいです。
2021.05.29いわき市内の神社でもっとも古いらしい。
とても気持ちの良い参道を歩いていくと、市内では少し大きめの愛嬌にあふれた狛犬さんがいます。
磐城七社の一つだそうです。
境内を近所の人が綺麗に掃き清めていました。
小川町にある神社。
正面からは小川江筋の用水路を渡って入ります。
しっかりと手入れされていました。
夏井川を臨む高台にある場所は、水害に悩んだであろう昔に思いをめぐらすことができます。
御朱印は子鍬倉神社(こくわくらじんじゃ)でいただくことができます。
以下、社頭掲示板(1)当社は二俣川(夏井川)の川上八幡宮と称し、延喜式神名帳に記載される二俣神社である。
(2)正徳2年小川入道義綱公、社殿を再建し、田反町四町八反歩を寄進し社領とする。
(3)天和2年9月13日当社、年々水害に遭うため、領主内藤左京大夫義泰公が二俣岡(現在地)に社殿を造営。
(4)元禄11年内藤能登守義泰は社領・社殿を修補し、その後代々の領主崇敬厚く、造営修補は勿論のこと、御供米として米一石二斗、祈祷料金七両宛、毎年領主より賜る。
(5)弘化2年井上河内守正春公は封を転じられ(所替)以来祈祷料は無くなったが、御供米は明治御維新まで賜られた。
(6)明治に至り社格郷社に列せられ、延喜式内二俣神社と称し今次大戦終焉後、社格廃止により郷社の称号が無くなった。
昭和56年12月13日二俣神社遷宮300年記念事業実行委員会宮司 上平孝秀 謹書。
小川郷駅から1時間半ほど歩いたところにあります。
田畑と水路を挟んで少し階段を上がったところ、回りを木に囲まれたジブリ映画のような神秘的な参道を通ると本殿が静かに鎮座しています。
本当に静で回りも不思議な空間にあるので最古の神社と言われるだけあるなと感動しました。
御朱印は子鍬倉神社(いわき市平)で戴けます。
いわき駅から小川町方向に行き、常磐道を越えた左側にある式内社の古社。
いわき駅から路線バスで訪ねましたが、常磐道手前まではそこそこの本数です。
定期的に手入れされている感じですが、人気のない静かな境内でした。
名前 |
二俣神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.9 |
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いわき最古の神社だそうです。
とても神秘的で是非1度参拝されてみてはいかがでしょうか。
感動します。