西鉄宮の陣駅の東450mほどの住宅街の中に伽藍を構...
法龍山 遍万寺は、西鉄宮の陣駅の東450mほどの住宅街の中に伽藍を構える真宗大谷派の寺院です。
山門で隣の宮ノ陣神社とつながっています。
真宗大谷派は、 阿弥陀如来一佛を本尊とし、親鸞を宗祖とします。
大谷派の根本道場である「真宗本廟」(通称:東本願寺)を本山とします。
菊池武光の弟菊池武邦が後に正西と改めて大保原の合戦で死んだ兵士を弔ったというお寺です。
一日にお経を百万遍唱え供養したことでこの寺を遍萬寺と呼ぶようになったそうです。
ここの住職は菊池姓で武邦の子孫だと云われています。
梅の名所としても知られている宮ノ陣神社の境内に、当寺の木造2階建ての山門が隣接。
本堂左前には[懐良親王 菊池武公 筑後川合戦之碑]が建っている。
碑文には、正平14年13597月19日筑後川渡河出陣の刻書と次のような説明が彫られている、筑後国府(合川町枝光)の宮、本陣を出陣され下弓削警戒陣より杜渡し、渡河し、この地に懐良親王宮の本営をおかれる。
日本三大合戦の一つとして有名な大原の合戦(筑後川の戦い)の際、後醍醐天皇の皇子である征西将軍宮懐良親王が此の地に陣を張られたことが[宮ノ陣]の地名の由来とも言われている。
また、宮ノ陣神社境内には、将軍梅という懐良親王お手植えと伝わる紅梅がある。
名前 |
遍万寺 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0942-33-6301 |
住所 |
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評価 |
4.3 |
住職から由来や歴史をお伺い出来、郷土の事を改めて学びがありました。