彼らの造る茶釜は茶の湯釜の名品として室町時代頃には...
鎌倉時代に興った芦屋釜には、優れた茶釜を造る鋳物師達がおり、彼らの造る茶釜は茶の湯釜の名品として室町時代頃には全国に名を馳せました。
その優美な形や美しい文様は、京の貴人たちにもてはやされました。
芦屋釜の製作は江戸時代初期に途絶えましたが、現在でもその芸術性と技術力は高く評価されており、茶釜の国指定重要文化財九点のうち、八点までを芦屋釜が占めています。
平成七年に芦屋釜復興を目的として設立された「芦屋釜の里」では、園内の工房において、鋳物師達がその復興に取り組んでいます。
入口の長屋門をくぐり抜けると、約三千坪の季節の花や緑が溢れる日本庭園の美しい眺めが広がり、園内に室町期の芦屋釜などを展示した資料館、気軽に抹茶を楽しめる立礼席、大小の茶室などが点在しています。
先達が培った技術に触れ、文化を感じつつ、茶室から望める優雅で長閑(のどか)な日本庭園の風景は贅沢な時間と言えます。
二月は梅、五月はつつじが綺麗です。
初夏から夏にかけては瑞々しい新緑が暑気を払い、秋には鮮やかな紅葉が彩り、小鳥たちの囀(さえず)りや樹々の薫り、四季折々の様々な景色の変化を愉しめます。
池に張り出した木製のテラスから眺める日本庭園は素晴らしく時間た経つのも忘れ、優しい木の感触と爽やかに吹き抜ける風のお陰で、安らぎと癒しのひとときを味わえる空間です。
(2019/01/20)
名前 |
吟風亭小茶室 |
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ジャンル |
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電話番号 |
093-223-5881 |
住所 |
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評価 |
4.0 |
綺麗で落ち着いた雰囲気の場所です。
茶室の周りは歩けますが、中には入れません。
読んで字の如く小さな茶室です。