藍産業の貴重な遺産かつ現役の民家です。
寛永年間に入植した藍商。
吉野川の氾濫に悩まされ、1854年に今の屋敷を築く。
水害から藍を守るための工夫がなされた。
全部建てるのに30数年を要している。
藍で栄えた時代に作られた屋敷。
石工の手で長年かかって積まれた石垣の上に建つ倉や建物など見所がたくさんあります。
※2018年1月現在、邸内見学不可。
邸宅をぐるりと囲む石塀には青石と撫養石が使われており、その頑強さと高さに往時の洪水の脅威を鑑みることができる。
建物には釘が使われておらず、水位が高くなった際は母屋の天井が分離して水に浮かび、緊急避難に使用できるとのこと。
個人宅として初めて重文になった歴史的にも重要な建物であり、見学できないのがくれぐれも残念。
とはいえ、一般の方がこんな立派な建屋を維持していくご苦労を想像するに、文句を言うことなど到底できない。
今も家主さんが住んでいらっしゃいます。
重要文化財の指定を受けて維持が大変な様子でした。
ヤマハの古いオルガンが置いてありました。
名前 |
田中家住宅 国指定重要文化財 日本遺産 藍のふるさと阿波構成文化財 |
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ジャンル |
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電話番号 |
088-674-0707 |
住所 |
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評価 |
4.2 |
藍産業の貴重な遺産かつ現役の民家です。
日祝のみの公開です。
解説なしの自由見学でお願いしましたが、概略として10分程度、奥様のお話を伺うことができました。