名前 |
西原胡子神社 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.6 |
広島市安佐南区西原に鎮座している「胡子神社」。
長束神社の兼務社(一人の宮司がいくつかの神社の宮司を兼任している場合、宮司が専従している一神社を本務社とし、それ以外の神社を兼務社と言います。
)当(西原)胡子神社は、今を去る約五百年前即ち明応年間(1492-1501)当地に住する人々相集まり物々交換をするため月の八の日を市と定め商いをなす此の時商売繁盛並に住民の福利増進を祈願するため胡子神社を建立したるものなり此の地の地名も亦八日市と称す。
以来胡子神社の祭礼も年々盛大に執行せられ来りしも明治末期の頃氏子中当時の有力者達の発意により冬木神社に合祀せられりしも昭和8(1933)年頃より心ある有志の人々は之を歎き永年当地発展のため鎮座ましました胡子神社の遷座せられん事を切望したりしが漸く昭和19(1944)年3月之れが実現を見るに至り茲に仮神殿を造り鎮座せらる有志の人々は一日も早く再建せられん事を冀しも時期到来せず今日に及びしたるものなり。
昭和37(1962)年3月氏子の総意により国道筋の此の地を撰び再建することになり同(1962)年11月■日神殿並に拝殿の落成をなす。
依て御霊は厳に遷座祭を執行し永に鎮座せらる昭和37(1962)年建立の由来板が境内にあり、この地が八日市と呼ばれていたことも知りました。
今、知っている人はほとんどおられないと思います。
この神社の横に消防の火の見櫓( 見張台)が建てられていました。