名前 |
唐津堂(地蔵菩薩座像) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
県道47号鞆・松永線の鞆方面に行く途中に木工団地入口交差点信号機を左折すると突き当りに唐津堂が有ります。
唐津堂の屋根は頭でっかちの独特の緩やかな擂鉢(すりばち)状の形に成っている。
堂中央に安置されている地蔵菩薩座像であるが、堂床下から基礎が築かれた座板をくりぬいて設置している、堂が先か地蔵が先かつぎのように堂の建立に関し伝承がある。
昔、豊田群高根島の娘が三原城下に嫁ぎ一子授かったが故あって三原を離れ柳津の柳田家に後妻として入った、三原に残した子供が病弱であったためこれを案じ子供の快癒を願い、地蔵菩薩を祀り堂を建立した子供の健康や冥福を祈り長い年月次々と堂内に安置した元治二年(千八百六十五)丑年二月吉日発起人 生駒氏柳田氏資料より抜粋。