津城の丑寅櫓は津城本丸の東北に位置する櫓である。
津城の丑寅櫓は津城本丸の東北に位置する櫓である。
平面規模五間四方の層塔型三重三階で、同形同大の戌亥櫓とどもに城内最大の櫓であったと考えられる。
壁面には長押形を飾り、城内側にも窓を開くなど他城では天守に相当する格式を備えていた。
実際に丑寅櫓があった場所です。
櫓跡は土塁につけられた石段を登った上にありますが、直下の水堀までの高さがものすごく高く、特に柵も無いので見学には注意して下さい。
立派な石垣が残っています。
古写真では、破風の無い三重櫓が建っていたようです。
2019年12月横浜で開催されたお城EXPO2019で、津城と藤堂高虎のブースが出ていて、丑寅櫓周辺の復元模型が出ていました。
津市へのふるさと納税も活用し、木造本格復元で丑寅櫓の跡地への再建を目指すようです。
櫓は弘前城天守閣と同程度の大きさで、丑寅櫓と戌亥櫓2棟を多聞櫓で繋ぐのが第一期工事で復元する全容のようでした。
夜のライトアップがキレイでした。
続100名城。
築城の名手、藤堂高虎の本城となる城ですが、期待値の割には遺構はあまり残ってません。
残った水堀とその周囲の石垣は見事。
藤堂高虎の銅像も勇壮で格好いいです。
名前 |
津城 丑寅櫓 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
http://www.info.city.tsu.mie.jp/www/contents/1001000011243/index.html |
評価 |
3.6 |
現在の建物は戦後に再建されたもの。
石垣を登る階段を登ると近くで見学出来る。
ただし、石垣には柵がないので小さい子供達と石垣に登るのは少し気をつけないといけないかな。