見回わせる範囲の広さで、展示は少なめ。
神戸市立太閤の湯殿館 / / .
此方の施設は、温泉総合ランドの『太閤の湯』(旧名称、有馬ヘルスセンター)ではなく、豊臣秀吉公が有馬で湯浴みをされた当時の遺構を復元展示している、神戸市立の展示館です。
入場料金が必要ですが、温泉施設は無く入浴はできません。
折しも、1995年の阪神淡路大震災による地崩れが起きた際に、たまたま見つかったという温泉の跡。
今ある大阪城もそうなんですが、徳川家康が政権を取ってからは、とにかく天下人・豊臣秀吉の痕跡を根こそぎ消し去りたかったらしく、丸ごと埋めてしまい歴史から完全に葬り去ってしまったようですね。
入室すると同時に独特の匂いがします。
笑ちなみに良い匂いではないです。
あとスリッパがちょっと変わっています。
足ツボ的な効果があるのかな?って感じここでは有馬温泉の歴史を学ぶことができます。
歴史上名のある人物達が実際に入っていたかもしれない風呂跡も直にみることができます。
ここで知識を仕入れて歴史に思いを馳せながら温泉に浸かるのもまた感慨深いものがあります。
古くから日本人は温泉が好きだったんですね。
2019年12月訪問。
展示室はさほど広くないし資料も多くないですが、太閤時代の風呂の遺構がその場所のままで見られるのは価値がありますね。
展示は撮影自由です。
金の湯・銀の湯・太閤の湯殿館の3館共通券がお得です。
豊臣秀吉は6回資料に残っていますように、有馬温泉にでかけてます。
そこでお茶会も催してます。
有馬の地元では口伝で太閤の湯殿があるとつたえられてました。
20年前の阪神淡路震災の時極楽寺が倒壊しましたのをきっかけに床下から太閤の湯殿が発見されました。
だいたい2メートル四方の石組み風呂になってます。
いまでも極楽寺の床下に保存されてます。
今はお寺の隣に太閤の湯殿館がたちお寺の続きに秀吉の入った石垣を詰んだ露天風呂が観れる施設があります。
また蒸し風呂跡の石垣も展示されていて、蒸し風呂の小さい建物が実際の場所に復元されてます。
また前の庭の1メートル下には秀吉時代の庭がのこってます。
お茶会の時に汲んだ水ダメなんかが発見されます。
今はその上に実際の庭が復元されてます。
湯殿の周りには、帯曲輪とよばれる野面ずみの石垣がのこってますし、周りは多聞櫓や隅には建物跡が見つかってます。
黒田官兵衛が有岡城に幽閉されてこわした身体を癒すのにここにきたといわれてます。
有馬温泉は日本三代古湯の一つで、道後温泉、白浜温泉、有馬温泉になります。
江戸時代の番付では、西の大関になって、東は草津温泉です。
風呂は金泉、銀泉、炭酸泉で有名です。
有馬温泉は神戸電鉄なんかを乗り継ぎいけますし、また京都とか三ノ宮からJRバスがでています。
京都からは烏丸口のJR1のバスていからでています。
70分ぐらいで着き、料金は1850円ですが、ネットで早割だと1400円でかえます。
往復900円安くかえるし、早くいけるから大変便利でした。
見回わせる範囲の広さで、展示は少なめ。
庭にいる三匹の猫がなんとも癒される。
金の湯・銀の湯とここと合わせた割引券あり。
(金の湯とここ、では割引なし。
)軽く休憩程度に立ち寄るレベル。
太閤の湯殿館は、六甲の有馬温泉郷にある極楽寺の境内にある博物館施設なんじゃ。
阪神・淡路大震災で倒壊した極楽寺庫裏で発見された遺跡で、ワシこと豊臣秀吉の「湯山御殿」の庭園を保存・公開しておる。
庭園は、地下1mに埋設保存している庭園遺構の真上に復元したものじゃ。
それ以外に館内には、岩風呂遺構、蒸し風呂遺構、安土桃山時代をイメージした展示室があるぞよ。
展示室にはワシと有馬温泉の歴史文化にする資料、茶器や瓦などの出土品が展示されておるのう。
名前 |
神戸市立太閤の湯殿館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
078-904-4304 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.8 |
豊臣秀吉が造らせた、湯殿の遺構です。
阪神淡路大震災後に偶然発見されて以降、公開されているもので、ブラタモリやその他歴史番組でも度々紹介されており、歴史的価値は高いと思われます。
入場料は200円。
展示は非常にシンプルで、湯殿の遺構の実物のほか、有馬温泉の歴史及び豊臣秀吉との関わりについて紹介されています。
入れるのは1階のみで、あまり広くもありません。
ただあちこち歩き回るのがしんどい人には、このくらいがちょうどいいかもしれません。
庭園を眺められる、畳の休息スペースもあります。