神社までは徒歩で階段を登ります。
写真で見るより実際に見て触れて感じてください。
被爆クスノキです。
このクスノキは、原爆の爆風と熱線を受けて、枝が折れ表面が焼かれ、そのまま枯れるかと思われた。
しかし、新たな芽を出し、いまも生きている。
原爆直後は、原子野には75年何も生えないと言われた中で、このクスノキが新たな芽を出したことは、被爆者に勇気を与えた。
長崎市に来たら必ず見るべきもの。
クスノキは、神社の入り口に2本立っている。
正面から見て右側が爆心地で、右側のクスノキは、幹が途中で折れていて、そこから腐らないようにカバーが被されている。
また、爆心地側にあたるクスノキの表面は原爆の熱線で焼かれ、再生しなかったため、プラスチックのようなものが充填されている。
クスノキに開いた穴には、爆風で吹き飛ばされた石が入っている。
大きな石は取り出され、クスノキの根元に置かれている。
小さな石はそのまま穴に入っていて、階段を登ると見ることができる。
原子爆弾による立枯れ寸前から樹勢を取り戻し、青々とした葉を繁らせる2本のクスノキは長崎市の天然記念物に指定されています。
境内入口からは左右のクスノキがまるで2つに割かれたようにも見えて、感動的な光景でした。
凄すぎる‼️ 神様がいると思う位凄い‼️
強く大きいです。
山王神社の境内の入り口に二本そびえる二本の楠木は1945年8月9日の原爆で幹が焼け、枯れ木同然のような姿でした。
それがしばらくしてから爆心地と反対側にある樹木の裏側から奇跡のように新芽が出て、地域の人たちの復興の励みになったそうです。
1969年(昭和44年)長崎市指定天然記念物、そして境内での樹風が環境省の1996年(平成8年)残したい「日本の音風景百選」に選ばれています。
それぞれ高さが21メートルと17メートルで、たくましく瑞々しいです。
当時の写真を見ると幹の上部が無残に折れてなくなっているので、それがここまでになったのは二本の楠木がまるで自分で強い意志を持って復活し、今日までずっと地域の人たちを励まし続けたような不思議な気がしました。
先に一本足鳥居を撮影していたのですが、その際地元の人が大きな楠木があるから是非見ていってくださいね、と声を掛けてくださいました。
長崎の人の復興のシンボルなのだろうとしみじみ思いました。
原爆投下後、爆心地ほど近いこの地は、ほぼ爆風と灼熱の炎で焦土化されこの二本のクスの木だけが、かろうじて残っていたそうです。
幹は割れ 黒焦げた姿は絶望の象徴だったのかも知れません。
しかし奇跡的に生きながられ、新芽をつけた時は希望の種に変わり戦後復興の長崎市民をどれだけ、勇気づけたでしょう❗現在の姿は威風堂々 旺盛で、たいへん素晴らしく美しい、国宝級の価値があると思います。
長崎観光の際はぜひ訪れて見て下さい‼️
神社までは徒歩で階段を登ります。
神社の入り口に大クスがあります。
被曝で木の下の方に穴が空いてますが樹脂のようなもので埋めて【治療】してあります。
木の周りに階段が作ってあり、よく見えるように工夫してあります。
名前 |
山王神社の大クス |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.3 |
クスノキは全国各地の社寺にて御神木として崇められ樹齢が長い事でも知られますが山王神社の2本の大クスは被爆樹として存在します 参道の石造の鳥居が断裂破壊される程の爆風及び熱風を浴びながらも戦後77年現在も隆盛を誇る生命力には驚かされますね 隣接する保育園からは園児達の無邪気な歓声が聞こえて心が癒されます 77年前の夏の日も同じような光景があちらこちらであったのでしょうが一瞬で無の世界へ… いたたまれない気持ちになりました 長崎市の天然記念物に指定されているようです。