普通のお家の玄関先を通った奥に社があります。
護国寺裏手の住宅街にひっそりと鎮座する神社。
参道が長く周囲の民家の生活道路になっています。
赤い鳥居が見事です。
住宅街にひっそりと雰囲気があって良いですね。
参道が周辺の住宅の生活道路を兼ねてるので、普通のお家の玄関先を通った奥に社があります。
参道が生活道路も兼ねた、住宅街にひっそりとある趣の良い稲荷神社です。
境内には「昭和三十四年」の健之年月日を銘ずる石造物が多い。
推察するに,昭和三十四年に境内地の改修があったのだろう。
以下,境内で気になったもの。
【鳥居および燈籠の一部】入り口から八歩目,右手にあり。
燈籠は棹部分のみ現存。
背面に「寳曆十二壬午年二月初午」と健之年月日を銘ずる。
鳥居は,「く」の字型のブロックの中に埋め込まれている。
正確には,鳥居の端っこ(反増及び島木。
)と柱部分である。
特に柱は「寳曆十三年癸未年二月初午」と陰刻した部分だけを切り出した様である。
また,ブロックには説明板もある。
ただし,作成期が昭和中期であるのにも関わらず,変体仮名を使用している。
泊を着けたかったのだろうか。
以下,翻刻する。
「昔を偲びて 此(こ)能(の)鳥居登(と)燈籠者(は)寳曆年間尓(に)建立せるも大正十二年九月一日大震災に依り倒壊せる一部奈(な)るを以って保存をなす 昭和三十四年七月 豊島ヶ丘町会 外装鈴木永年石材店」関東大震災で倒壊した鳥居と燈籠の一部を昭和三十四年に鈴木永年石材店が保存した,ということが書いてある。
集合住宅の谷間の隘路(参道)を奥に進んでいくと祠があります。
参道の両脇には住宅が、立ち並んでおり、参道が生活道路となっています。
この辺は寺院多く、どちらかの寺院の寺領に鎮座されていた稲荷社なのかも知れません。
今日も、開発された町並みのなかに、ひっそりと鎮座されています。
住宅街の中にあり、南側から入る細い参道は生活道路を兼ねている。
想像以上に長さがあり朱色の鳥居が幾つも並んでいて趣がある。
地図を見て北から行っても入れないので注意。
名前 |
福田稲荷神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
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住宅地の生活通路が参道になっている神社です。
神社にこれほど隣接して住宅が並んでいる様子は、初めて見ました。