行方市 白浜 |
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名前 |
愛宕神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.5 |
御祭神は火産霊神。
神官行方氏の祖先鏡恵は修験者として大和国金峰山に49年間入峰していたが、夢枕に「愛宕の神を郷里に祭祀せよ」とのお告げがあったため、金峰山釈迦嶽の霊木で白馬に乗った神像を彫り、この地に祀ったのがはじまり。
創建年代は不詳だが、神像の背に「慶長16(1611)年11月24日権大僧都鏡恵作之」とある。
地図のマークの真東、狭い道脇の案内板が参道入口で、そこから山裾沿い西側に歩むと、ここ行方地方によく見られる”フラの腰ミノ”型の注連縄が鳥居がありました。
そこから広葉樹の木々の間を、幾重にも折り重なった階段を登った先の山頂の境内には青いトタンの拝殿と裏には分離型の御本殿が鎮座していらっしゃいました。
地面はうっすらと苔の緑、その苔に鎮守の木々が影を落として、金色に輝く不思議な、幻想的な雰囲気です。
今回の白浜地方における聖地巡礼(ご当地アニメじゃありませんぞ)で訪れた神社全てが、お正月に向けて新しい注連縄がかけられ、境内は丁寧に掃き清められておられました。
当地の土地柄は、敬神の念篤く心正しき気質であるに違いありません。