こちらは基本ずっとトンネルです。
長野県側から富山県側、立山黒部アルペンルートへ向かう場合、黒部ダムの上を渡ってからこの駅に至ります。
駅とは言っても工事現場のような様相で、入口も巨大な鉄のドアでできていて、そこを通り抜けたトンネルの中に駅があります。
そして見るからに急なトンネルの中を、ここでしか見られないような独特の斜めの形状をしたケーブルカーに乗って登っていきます。
このような急なトンネルにも関わらずケーブルカーは力強く登っていきました。
車内はかなりの高低差があり、座席も対面式で向かい合って座るとお互いの膝が当たります。
ずっとトンネルなので景色を見たいなら最前列か最後尾に立つとトンネルの先が見えます。
ここから上にいくのはロープウェイしか選択肢はありません。
なので平日でしたがそこそこ混んでました。
シーズンには大混雑でしょう。
景色はトンネルしか見えません。
立山駅からのケーブルカーとも違い、こちらは基本ずっとトンネルです。
ただこちらもかなりの急斜面ですので、高所恐怖症の私は、そこそこスリルを味わえるのりものでした。
「ん、アレ? この状況と景色はどっかで見た事があるぞ・・・。
」と記憶を巡らせていたらエヴァンゲリオンに出てくるジオフロント、第三新東京市に降りるためのケーブルカーにそっくりなのでした(笑)。
冬季の雪害防止のため全線が地下トンネルになっている事も、その印象を強くします。
トンネルなので、当然ながら車窓からの風景は全く望めません。
代わりに碇シンジくんのように「逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ・・」とか、つぶやきながら乗ると楽しいんじゃないでしょうか(笑)。
ずっとトンネルの中、黒部湖駅から黒部平駅まで高低差373m、行程0.8km、最大31度の急坂を約5分で結んでいます。
車窓はずっとトンネルの壁。
見どころは途中で上下線がすれ違うところぐらいです。
名前 |
黒部ケーブルカー |
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ジャンル |
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電話番号 |
076-481-1500 |
住所 |
|
評価 |
4.2 |
黒部湖駅と黒部平駅を結ぶケーブルカーです。
なかなかクラシカルな車両が使われています。
全線がトンネル内のため左右は全く眺望は利きません。
可能であれば前部か後部の席を取ることをお勧めします。