名前 |
黄金水稲荷の祠 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
小金井駅南口の小金井街道から連雀通りを左へ入ると、植え込みの中に小さな祠がある。
よく見ないと気付きません。
南口近辺はこの10年(?)ばかりの間に広域にわたって再開発が進み、町の様相は一変した。
このあたりから南側は『はけ』と呼ばれて、湧水の豊かな地で、古代から人々の生活用水でもあったようです。
再開発によって多くの井戸が埋められ、そこに宿る水神さまへのお礼と、小金井市の今後の発展を祈念してこの祠が建てられ、祭祀は小金井の里の総鎮守・小金井神社とのこと。
町の歴史と文化をこうした形で残すことは大切ですが、どの町も再開発の名のもとで町の個性がなくなり画一化されていくのはさみしいですネ。
このあたりにも、湧水をサイフォンで沸かす珈琲館があって、よく立ち寄ったが、あの店と黙々と珈琲をたてる無口なおやじさんはどうしたかナア…と、時折思い出す。