成田山新勝寺の鐘楼です。
元禄14年(1701年)の建立で、境内では光明堂と共に最も古い現存する建物。
入母屋造袴腰付で、豪華絢爛な極彩色が特徴。
彫刻に関しては資料がなく判然としないが、おそらく嶋村流2代・圓鉄の作と思われる。
吊るされている梵鐘は昭和43年(1968年)、人間国宝・香取正彦氏(延暦寺梵鐘や広島平和の鐘で知られる)の手により鋳造された。
高さ180cm、口径90cm、重さは1068kgとのこと。
以前の梵鐘は額堂内に移設されており、これは幕末の鋳造とされる(重さ913kg)。
さらにそれ以前の梵鐘もあったのだが、戦時中の金属回収令に伴って供出されてしまった(1636年鋳造)。
ちなみに、新勝寺では自動鐘打ち機は導入されておらず、現在も人の手で鳴らされている。
朝は夏が5:30、冬が6:00、夕は夏が18:00、冬が17:00で、大師堂の小さな鐘と掛け合いをする。
昼は12:00に鳴らされ、12回ではなく13回目に止め打ちが入る。
境内では一番古い建物になり、元禄14年(1701年)に建立されたとのこと。
「鐘楼」にしてはなかなか豪華な造りです。
朝・昼・夕と日に3回、職員が鐘を突いて鐘をついて時を告げています。
鐘楼の梵鐘は昭和43年に香取正彦氏(人間国宝)の鋳造によるものだそうです。
名前 |
成田山 鐘楼 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.1 |
鐘楼 成田山新勝寺。