名前 |
北野天満宮の大樟 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
4.3 |
大樟(おおぐす)福岡県指定文化財(天然記念物)昭和33年11月13日指定根元周囲は22.0メートル、枝張りは、東へ11.0メートル、樹高は17.5メートルを測ります。
2.5メートルより二股となり、根元のふくぐみは顕著で、その異性を誇っています。
その為、福岡県文化財に指定されました。
正確な樹齢は不明ですが、北野天満宮が天喜2(1054)年に京都の北野天満宮の分社として建立されたことから考えれば、あるいは北野天満宮建立当時に植えられ、樹齢も1000年ちかいて推測されます。
石造鳥居福岡県指定文化財(建造物)昭和37年7月26日指定このような鳥居は、『肥前鳥居』と呼ばれ、慶長年間(1596~1914年)につくられたものが多い為、『慶長鳥居』とも呼ばれます。
笠木の長さは、5.35メートル、高さは、4.01メートル、地面での両柱の間隔は、2.5メートルを測り、凝灰岩を削ってつくられています。
銘文から慶長12(1607)年の年号を読み取ることができたので、江戸時代はじめにつくられたことがわかります。
最初は下宮へ下る参道の途中に建っていましたが、昭和のはじめ頃に現在の場所へ移されました。
2001年3月 北野町教育委員会参照。