昔の風景が思いおこされます。
笄(こうがい)の井戸 / / .
「正木の井戸」とも呼ばれ昭和50年頃に百間川が改修されるまでは、「正木城落城の悲話」とともに、井戸は地区保存会の人々に大切に維持管理されていた、と近くのご年配からお話を伺いました。
また、毎年お盆には最明寺の住持に頼み供養され、墓参用の水汲み場として長く使用されていたそうです。
しかし今は、この井戸を利用する人も無く、また管理する所在も明らかで無いまま国有財産となって、人知れず草に埋もれてしまっています。
倉安川の開鑿や沖新田の干拓のはるか以前から、数々の謂われを持つ井戸にしては勿体無い話です。
名前 |
笄(こうがい)の井戸 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
評価 |
3.0 |
身近な場所に言伝えられる場所があり、昔の風景が思いおこされます。
今住むところに愛着とロマンが芽生えます。