上水道の遺構に世田谷領主の吉良氏にかかる説明など。
代官屋敷のほうが改装中で観覧できず…。
せっかく来たのでついでに見ておこうか、くらいの軽い気持ちで入りましたが、想像していたより展示や設備が充実しており、興味深く見させてもらいました。
これで無料は良いですね。
半分くらいは土器の時代の展示で、あとは急に時代が飛んで江戸〜近世、という感じです。
休日に行ってもほぼ人がおらず、ゆっくり閲覧できます。
館自体の設備も比較的新しいようで、トイレがキレイなところもポイント高し。
2024.11【入館料】無料世田谷代官屋敷の隣(同じ敷地内)にあります。
石器、縄文時代から古代、近代まで世田谷区で発掘、蒐集された歴史、民俗、考古資料が展示されています。
石器、土偶、土器、埴輪などから、戦後時代のものや戦時中の千人針など時代順に実物展示があります。
建物は建築家前川國男の設計で建てられています。
全部しっかり鑑賞しようとすると1時間以上必要です。
【概要】世田谷区立郷土資料館は、世田谷区制30周年事業の一環として昭和39年9月10日に開館した都内最初の公立地域博物館です。
世田谷区に関する区内外の歴史・民俗資料等の収集・保存、展示、調査・研究を行っています。
武蔵野台地では約4万年前の旧石器時代からヒトが住んでおり、その一角であるここ世田谷区におけるヒトと歴史の歩みを出土品をはじめ現物や資料をもって時代を追いながら展示しています。
解説文は子どもや知己の少ない人にもできるだけ分かりやすいよう噛み砕いたもので、なかなか読ませる文章。
没入すると2時間ほどはあっという間に過ぎています。
いくつか触れる体験型ブースもあり、親子で盛り上がる姿もありました。
また1階部分では書庫の一部を解放しているのでしょうか、世田谷区のほか地方の歴史や民俗学などに関する本が犇めいており、普段あまり手にしない書物にも触れられそうです。
世田谷区の歴史を学べる博物館。
入場無料。
世田谷に人が住み始めたのは後期旧石器時代で多摩川沿いに遺跡が発掘されています。
縄文時代は海岸線が近く、貝塚も発見されています。
古墳時代には多くの古墳が作られ、この地域に首長が存在していたことが分かります。
大和朝廷による国の統一が進むと、世田谷区は武蔵国に組み込まれました。
鎌倉時代に木田見氏が室町時代には吉良氏がこの地を治め、吉良氏の統治下では楽市が出来て大きな発展を遂げ、その後、吉良氏は新たに進出してきた北条氏と血縁関係になりました。
江戸時代に徳川の時代が始まると、世田谷の15村は彦根藩井伊家の領地となり、吉良氏の重臣であった大場氏が代官に任ぜられ、彦根藩邸で必要な物資や労働力を供給したとされています。
また、江戸近郊であるという地の利を活かして、世田谷は農産物の供給地となりました。
近代になると東京都市圏の拡大に伴い、江戸近郊の農村だった世田谷は住宅都市へと変貌を遂げ、今の東急、小田急、京王となる鉄道路線も開業。
人口は戦後も増え続け、現在は人口90万人以上という23区最大の人口を誇る区となりました。
世田谷区が滋賀県(彦根)と繋がりがあることは井伊家の菩提寺である豪徳寺の存在からも伺えますが、世田谷に引っ越すまでは恥ずかしながら知りませんでした。
彦根との繋がりは、関西出身(滋賀ではありませんが)の私としては世田谷に親しみを感じさせました。
世田谷には意外な歴史があります。
明治時代の廃藩置県の時、今の世田谷区は彦根県と品川県となり、その後、東京府と神奈川県に分割され、1893年に旧神奈川県エリアが東京府に移管されました。
ですので、世田谷区は東京ではなく、神奈川県と彦根県(後の滋賀県)の一部だった場所があるということです。
江戸時代の世田谷の歴史をぜひ学んでください。
流石世田谷区、結構頑張っている施設です。
井伊家の所領が世田谷に広がっており、代官所を置いて年貢徴収や治安に当たっていました。
ビデオ室で「代官の妻 大場美佐」ビデオを見てください。
桜田門外の変の話しが勉強できます。
ここで勉強したら、幕末歴史愛好家は、豪徳寺の井伊直弼の墓前へ、松陰神社に行ってお参りしよう・・・。
因縁の2人が近くで所在しています。
入館無料。
駐車場なし。
展示規模は大きくないですが、1つ1つ丁寧に解説されており、世田谷エリアの歴史を外観することができます。
また、小さいながらも書庫があり、全国の郷土資料を閲覧できます(コピーは1部10円、職員に依頼※自分でコピーはできません)。
映像ライブラリは、古いながらも貴重な資料が公開されています。
ビデオ番組リスト1、玉電ー田園都市世田谷の郊外電車[32分]2、武家茶ー喜多見氏と喜多見流茶道[33分]3、世田谷の文人 石井至穀 その出会いと学問[24分]4、伊勢参り[21分]5、ボロ市のあゆみ[15分]6、桜田門外の変と世田谷「大場美佐の日記」が語る大老井伊直弼の死[21分]7、九品仏・浄真寺「お面かぶり」[18分]8、土器づくり[18分]9、走れ玉電[7分]10、御嶽講と御師[21分]個人的には世田谷代官屋敷にある大きなタブノキとクスノキが立派で素晴らしいと感じました。
2023年3月末まで改修中です。
なので改修工事完了後の話ですが、主にここで毎年12、1月に開催されているボロ市関連の情報が展示されています(写真の資料が実に興味深い)。
改修工事中は代官屋敷と周囲の庭園のみ閲覧可能です。
世田谷の歴史が良く解り楽しい所です。
さらに近くの世田谷線に乗って世田谷城跡公園や豪徳寺、松陰神社を巡るのもおすすめです。
世田谷区の郷土資料が充実している。
建物がゆとりがあり見学しやすい。
スタッフの応対が丁寧。
世田谷が発展してゆくさまが、主に近世を中心にディスプレイされています。
東京の田舎だった世田谷の昔の雰囲気が味わえます。
代官屋敷がなかなか見ごたえあります。
世田谷区から出土したという古墳の模型や銅鏡、上水道の遺構に世田谷領主の吉良氏にかかる説明など。
世田谷区の歴史がわかる資料館。
無料で世田谷区の歴史が一望できると聞いて訪問しました。
かつては農村で江戸時代には~といった歴史かと思いきや、縄文時代や弥生時代からの石器まで出土されているそうです。
笑地理的には海には近くないのとはいえ、改めて世田谷区の歴史の深さが感じられました。
世田谷線上町駅から、徒歩7分程度のボロ市通りに面しています。
(隣接している代官屋敷が修復工事中なので、側面から入場できます)夏休みなので小学生が、宿題の資料集めをしていたりと老若男女楽しめると思います。
※大事なことを書き忘れていましたが、こちら「無料」となります!
世田谷線上町からほど近く、地理的に便利な場所です。
屋内外で充実した見学ができて良かったです。
昭和の博物館という雰囲気。
無料にしては、しっかりした内容だと思う。
ジオラマが多いのも良い。
入館料無料入り口でしおりの様な紙を記入して入館世田谷区についての資料がたくさんある図書も多く置いてあり、机もあるので集中して読み物にふけることもできる代官所もあるが今は工事中で入れなかった映像室、航空写真もありいろいろ勉強できた。
世田谷区に関する区内外の歴史・民俗資料の他、大場家所有の古文書も展示されています。
入館は無料です。
バリアフリーも完璧で、車椅子も準備されている。
無料でここまで見られるのはすばらしい。
ボロ市のテーマが強いでしょうかこちらも空いてます。
世田谷区立郷土資料館は都内最古の公立地域博物館です。
国指定重要文化財・東京都史跡の世田谷(大場)代官屋敷が敷地内にあります。
展示物は3万年前の石器から、世田谷の歴史を無料で見れます。
世田谷の遺跡は多摩川、目黒川などの川に面した大地に分布し、遺跡の数は都内23区で最も多い282カ所に及びます。
展示室2階には縄文土器が2つ展示されています。
東急世田谷線「上町」駅下車徒歩約5分です。
世田谷の歴史が学べて入館料が無料なのでおすすめです。
世田谷区立郷土資料館は、世田谷区政30周年事業の一環として昭和39年9月10日に開館した都内最古の公立地域博物館です。
建物の設計は日本近代建築の歴史に大きな足跡を残した建築家・前川國男氏によるものです。
その後、収蔵資料の増加により手狭となったので、昭和62年に新館を増築しました。
平成26年9月10日で開館50周年を迎えました。
世田谷区に関する区内外の歴史・民俗資料等の収集・保存、展示、調査・研究を行っています。
入館は無料です。
タイムスリップしたような世界に行けます。
江戸時代には江戸ご府内より離れた場所に位置しています。
この辺りは井伊家の支配していた場所でした。
その農村を管理していた大場家の邸宅がこちらです。
展示も良いですが、ビデオルームでのゆったりした見学鑑賞もお勧めします。
代官屋敷の敷地内にあります。
企画展のポスターに釣られて初めて入りましたが、土器なども展示されていて意外に興味深かったです。
庭には庚申塔や馬頭観音、道標、富士登拝記念碑など多くの石ものがあります。
なつかしの昭和な世田谷がいいね。
玉川上水の水を通した木のくだがありました。
古墳の模型など昔が偲ばれます。
駐車スペースがあるのがまず助かる。
入館無料だが、質量ともに、充実した展示である。
もともとこの地区は、中世の史料が乏しいそうで(そのように説明にも書かれている)、盛んに合戦が行われたりした地区の郷土資料館に比べると、戦国時代あたりの展示が「薄い」が、江戸期以降の、豊かな近郊農業地帯が産んだ文化などはよく説明されている。
図録ほか出版物も上手に編纂された興味深いものが多く、歴史好き・地域好きはぜひ一度訪ねていただきたい。
駐車スペースがあるのがまず助かる。
入館無料だが、質量ともに、充実した展示である。
もともとこの地区は、中世の史料が乏しいそうで(そのように説明にも書かれている)、盛んに合戦が行われたりした地区の郷土資料館に比べると、戦国時代あたりの展示が「薄い」が、江戸期以降の、豊かな近郊農業地帯が産んだ文化などはよく説明されている。
図録ほか出版物も上手に編纂された興味深いものが多く、歴史好き・地域好きはぜひ一度訪ねていただきたい。
地域密着型の資料館です。
敷地内の木にワカケいます!
無料で、常設展示、企画展示を観られます。
館内には、資料室や、 ビデオルームもあり、年一回特別展示も開かれて、図録も作られています。
要は、誰でも気軽に楽しめる資料館です。
名前 |
世田谷区立郷土資料館 本館 |
---|---|
ジャンル |
/ |
電話番号 |
03-3429-4237 |
住所 |
|
営業時間 |
[火水木金土日] 9:00~17:00 [月] 定休日 |
関連サイト |
https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kusei/012/011/002/d00138265.html |
評価 |
4.0 |
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世田谷ボロ市の散策の途中で寄ってみた。
有難いことに入館無料世田谷区に関する資料や発掘品などが展示されていて興味深いものが多く世田谷の歴史が学べます興味のある人は訪れてみてください。