甲州街道の難所の一つだったそうです。
昭和13年に竣工した幅3m,クルマ1台分の幅しかない隧道なので、対向の先行車がないことを確認してからでないとすれ違い不可。
ただし全長239mのストレートな隧道なので坑口(入口)から見通すことができる。
この隧道の直上にある笹子峠は標高1
柱の装飾、鉄道隧道のような馬蹄形の抗口と明治や大正期を感じる見た目ですが、日中戦争始まる昭和11年から13年の工期でした。
昭和33年には現在の国道20号、新笹子トンネルが有料道路として開通してすぐに旧道になってしまいました。
冬季は4月末まで自動車は通行止めになります。
街道歩き勢は甲斐大和駅から笹子駅までのルートの悩みどころで・国道20号新笹子峠は歩道なし・このトンネルを通る坂道バスなしの県道212の選択になります。
笹子峠にあるトンネルです。
パッと見た感じだと鉄道のトンネルのように見えました。
幅は狭く中には照明がありませんでした。
笹子峠側の入口の前が広くなってるので、撮影荷は便利でした。
4月14日に旧甲州街道、県道212号の冬季通行止めが解除されたとの情報を得て、17日月曜日に行ってみた。
大月インターから国道20号を経て県道212号へ入る。
笹子トンネルができる前はここが唯一の山越えの道であったとのこと。
道は狭いが全線舗装。
クネクネ道をトコトコ進むと笹子隧道が突如現れる。
隧道入口は見事な煉瓦造り。
化粧細工が静かな山の奥地で異彩を放っている。
隧道手前に空き地があった。
バイクを停めて日向ぼっこで冷めた体を温め、コーヒーを沸かし朝飯。
一時間程のんびりしていたが車一台通らない。
鳥の声、枯れ葉が風に流されカラカラという音だけの静寂に響く。
辺りを眺めていたら、クマ注意の看板が。
静かで良いところです。
9月中旬にバイクで大月側から行きました。
道幅は軽がすれ違えるくらいです。
路端は落ち葉が多いので注意が必要です。
路面は、傷みがあるもバイク走行に大きな影響はありません。
隧道付近は、携帯電話の電波が届きません。
隧道内は、整備されて路面もきれいです。
隧道を抜けて勝沼側は、路面、路端ともにきれいに整備され、快適に走行できます。
かつての国道である旧甲州街道を通る旧笹子トンネル。
昭和46年に県道212号日影笹子線に指定されました。
幅員は3.0mで軽自動車同士でも離合はできない狭さ。
当時国道指定されているころではまだ未舗装だったので「甲州街道最大の難所」でした。
トンネル内に照明はありませんが出口が常に見えており、全長240m足らずです。
トンネル坑口デザインが特徴的で、登録有形文化財に指定されています。
大月市側と甲州市側手前には広い退避スペースがあり、大月市側には登山口があります。
普段は交通量がとても少ない道ですが、夏季シーズンにはハイカーの姿も見受けられました。
携帯の電波(docomo)は届かないとても静かな場所です。
県道は冬季閉鎖(12月中旬ごろ~4月中旬ごろ)あり。
現在の笹子トンネルができるまで、甲州街道の難所の一つだったそうです。
抗口がお洒落になってますし、道中の橋も補修されている様子で、大事にされているのを感じました。
くねくね道ですが、物凄くハードな道のりでもないので、時間に余裕がある時はこの峠でドライブもいいかもしれません。
名前 |
笹子隧道 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.1 |
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ロードバイクで行きました。
元甲州街道なだけあって勾配は緩やかでした。