全エリアバイクで回りましたが今年も5回お世話になり...
2020年フナ丿作りに御期待ください。
桜並木が綺麗です。
高度成長期前まではよく見られた藁塚(わらづか、フナノ)を再現したものです。
歴史的に見ると、稲作農家にとって貴重であった資源としての藁(わら)からプラスティックなどの化成品に取って代わられたことによって消滅したのでしょう。
私の年代(50代半ば)でも子供の頃農村では、縄、筵(むしろ)、畳の中身など(藁草履などは知りませんが)まだ藁は身近なものでした。
以下に看板の説明文を引用します。
FUNANO HISTORY5〜60年まで、見沼田んぼは一面の水田でした。
そのころまで、この地域では稲刈りの後、「フナノ」と呼ばれる藁塚が作られてきました。
笑は家畜のえさ、燃料、藁細工とその用途は広く、その中で生み出された「藁の文化」は人々が記した貴重な生活文化です。
しかし、減反政策に加え、農業の機械化、後継者不足、石油ガス燃料、プラスティックの普及が急速に進み、「フナノ・藁」文化もいつしか途絶えていました。
そんな中、見沼田んぼの象徴としての「フナノ」を、という声に押され、再現してみようということになりました。
8年前のことです。
ほとんど記録が残っていない中、古老に話しを聞き、手ほどきを受け、試行錯誤を重ね、「フナノ」は、ようやく完成、以後1年おきに継続しています。
今年も11月完成をめざし「フナノ」をつくります。
計画では、藁6トン、延べ作業者120人を見込んでいます。
調べてみると、「フナノ」は全国的にもまれな大きさ、更には、他に例を見ない舟形形状、それらの美意識を改めて感動しました。
「フナノ」は、晩秋の、そして雪の見沼たんぼに欠かせない景観という声も多く寄せられています。
しかし、制作には、多くの手間と人手を必要とします。
多くの方々の協力を得ながら、これからも「フナノ」を継承してゆきたいと考えています。
温かく見守ってください。
2018.9見沼田んぼの文化遺産 フナノ保存会後援 さいたま市・埼玉県立近代美術館。
名前 |
見沼田んぼのフナノ |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.6 |
日本一の桜回廊は流石に圧巻、全エリアバイクで回りましたが今年も5回お世話になりました。