野馬除はのまよけと読みます。
野馬除はのまよけと読みます。
広大な敷地で馬を飼育するために馬が逃げ出さないようにするという役目があります。
野馬除のあった御牧原という場所は旧望月町にあります。
御牧原は平安時代から鎌倉時代の始めまで400年にわたって朝廷へ献上する馬を育てていた「望月牧」という牧場がありました。
朝廷へ献上する馬を育てている牧場のことを御牧(みまき)といい御牧は甲斐に3ヶ所、武蔵の国に4ヶ所、信濃に16ヶ所で23ヶ所あったそうです。
特に望月牧は広大なもので、38キロの土手を造り上げて囲ってありその中に常に600頭から700頭の馬を飼育していてその中から厳選した20頭を年に1度献上していたとのことです。
旧望月町にはこういったことを町づくりに活かし切れていない節があります。
何か対策を取っていただきたいです。
名前 |
史跡望月牧と野馬除 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
http://www.city.tomi.nagano.jp/category/bunkazai/130448.html |
評価 |
4.0 |
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平安時代初頭に設置された“望月牧”の周囲全体を囲んでいた溝と土塁の跡である。
牧場外から野馬が入り込まないように、旧北御牧村の広い地域に設置された。
野馬除跡は長倉牧(軽井沢町)や塩野牧(御代田町)、埴原牧(松本市)などにも残されているが、牧場の規模が分かるまでに現存しているのは、全国でも望月牧のみである。
東御市指定文化財より。