境内には全面に芝生が敷かれたとても綺麗なお寺でした...
所属しているボランティア団体の持ち屋の隣の寺で小倉では由緒有る曹洞宗の禅寺です。
名前 |
西安寺 |
---|---|
ジャンル |
/ |
電話番号 |
093-561-5320 |
住所 |
〒803-0851 福岡県北九州市小倉北区木町2丁目12−34 |
営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
関連サイト |
https://saianji.business.site/?utm_source=gmb&utm_medium=referral |
評価 |
3.6 |
曹洞宗養國山西安寺は山門近くの大きな木が印象的で、境内には全面に芝生が敷かれたとても綺麗なお寺でした。
古い六角の六地蔵と、河童の証文石にまつわる伝説を持つお寺でした。
曹洞宗養國山西安寺は、寛永13年(1636年)宗玄寺2世建策和尚の開山。
慶応2年(1866年)の小倉戦争で小笠原藩は自焼し香春に退きましたが、この寺も自ら火を付け退きました。
古い六角の六地蔵は昔木町からの狭い参道の角の地蔵堂にあったものを境内に移したものです。
地蔵尊としては小倉では最も古いと言われています。
六面の地蔵はどれも擦り減り凹んでいますが、昔からこの地蔵の粉は皮膚病に効くと言われていますので、多くの人が削り取って持ち帰ったためのようです。
「河童の証文石」は昔寺の東側西安寺淵のほとりに建っていましたが、川を改修した際に境内に移しました。
伝承によると、昔、西安寺淵に河童が住んでいて人々に悪戯をしていた。
ある日、寺の男が河原に馬を置き忘れて帰った。
夜、馬が駆けてきたが、手綱に一匹の河童が絡まっていた。
和尚は河童に法を説き許したので、河童は上貴船社から下貴船社の間では人を害さないと誓いを立て、証文代わりに石を持ってきて川淵に置いたと言います。