名前 |
飯土井神社 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0947-22-1371 |
住所 |
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評価 |
4.7 |
高天原の神々より神勅を下された三女神【市杵島姫命、田心姫命、湍津姫命】は、「葦原中國之宇佐嶋」(大分県宇佐市御許山)に天降られ、「海北道中」(福岡県宗像市)へと向かう途中、道に迷ったが烏(カラス)に導かれて、豊前國と筑前國の境に位置する日思山(ひおふやま)の烏尾峠に立ち寄たという。
三女神は、山頂の「方丈の瑞石」に「日神」天照大御神を祀ったという。
景行天皇の御宇、天皇がこの地を訪れた時、現在地から南西2kmの日王山(日思山)の頂に三女神と天照大御神を祀る社殿(日王神社「日思山嚴嶌大明神・日尾大神宮」)を建立し、日王縣主(ひのうのあがたぬし)を祭主に定めた。
南北朝時代の延文元年(1356年)、日王山上が参詣に不便なことから、神託によって本宮の三女神を筑前國鹿毛馬村の厳島神社に遷座し、相殿の天照大御神と神宮院淨福寺をここ豊前國神崎村の飯土井神社に遷座した。
その後、日王山の頂にあった社殿は野火によって焼失したが、その礎石は今も現存している。