各地に地方治政の為の近代的な役所が設けられた。
旧椎名村役場庁舎明治維新後の中央集権政府行政の下、各地に地方治政の為の近代的な役所が設けられた。
この地方では初め、茂呂地区(ここより南方)に設置されたが、1893年(明治26年)現在地の富岡に移転した。
現在の建築物は、1932年(昭和7年)7月21日に着工され、同年10月9日に落成された。
千葉市緑区区役所椎名連絡所として、現役で使用されている。
業務は、住民票の写し、印鑑登録証明書、戸籍(全部・個人事項など)に関する証明書、税に関する証明書、外国人登録原票記載事項証明書などの交付を行っている。
平成24年4月2日以前は、もっと多くの業務も含んでいたのだが、簡略化したようだ。
昭和7年の落成とあって、建築物としての歴史が浅いものの、貴重な文化財であることには変わりがない。
精々保存に精進してくれたまえ。
追記千葉市の所有である故、経費削減の為か、保存維持のための外壁塗装が、表側の目立つ範囲に留まり、裏側は省略されているようだ。
名前 |
旧椎名村役場庁舎 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.2 |
この建物は、きちんと整備して保存すべき。
なんか、朽ち果てるのを待っているだけみたい。