昔から知ってる場所です。
石碑の背面に、石碑を建設した経緯の記載がある。
以下に,書き起こす。
なお,古い表現等を言い変えたので,原文と内容は異なるので注意。
また,判読が難しい部分があったので,この部分は□□とした(夜中に撮影した映像から文字を書き起こしため。
)。
【碑文内容】かつて当地は王子町大字上十条と呼ばれ,住民は農業を主にし,高台に蔬菜(野菜)を栽培して,低地は多く水田に米を作り,群落は四ヶ組子八十五戸より成った。
低地の中字下十条桜田第44番芝生地3反1畝6歩は,上記部落民の祖先伝来の共有地であり,建築用壁土の採収場であった。
その後,明治40年11月3日,大蔵省抄紙部の分工場の用地として金1248円をもって買収され,後に歳月を経て,王子製紙株式会社に譲渡された。
現十条工場がまさにこれである。
そういう訳で,前記の金額を四分し,各組子毎にて分配した。
うちの組子は,その金額をそのまま共有金として預金し続け,□□利子をもって,年中行事□に充当し続けていた。
期せずして,大正12年9月1日関東地方に大震火災が起こり,帝都大半は烏有に帰し,死者10万余をもって,□□罹災者に至っては数えることもできない。
□るに,この上十条高台は最も安全にして,これら罹災者の避難所と化した。
このようにして当地の大発展の基礎は作られた。
飛んで昭和7年10月1日をもって,大東京市建設市郡合併,また,現今は東京市の計画にて,町名境界ならびに地番変更等を施行するに決定した。
これによって,前記の共有金の保管の必要を認めず,各戸に分配するに当たって,その一部金額をもって,延命地蔵尊碑を建立奉納し,あわせて往時を偲び,これを記念することとした。
昭和12年9月24日 僧正 芳仁 謹書。
姥ヶ橋と環状7号線の交点にあるお地蔵さんです。
詳しくは承知しておりませんが、朝、通勤の際にお参りされている方や、お掃除をしている方を見かけます。
地域からありがたがられているお地蔵さんのようです。
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昔から知ってる場所です。
塾の帰りなどを思い出します。
戦前は、環七ではない方向の交差点を渡り、ワンブロック先に行ったところに今も道路がありますが、そこに鉄道が走っていたそうです。
当然鉄道の先は、今の国立西が丘競技場、昔の陸軍被服廠だそうです。
また、今は知りませんが、この辺に加賀百万国の前田さん、八丈島から戻ってきた宇喜多改め浮田さんがお住まいだったと聞いたことがあります。
ただ、写真撮影は気を付けましょう。
環七の信号が変わったら、あらゆる方向から自転車が突っ込んできます。
特に子供を乗せた電動ママチャリ。
加速がすごいので彼女たちは、我先に突っ込んできます。
気を付けましょう。
小さなお堂です。
お参りは出来ますが、駐車は出来ません。
姥ヶ橋延命地蔵尊北区上十条四ー一二ー四この地蔵尊は、袈裟をまとい、右手に錫杖を執り、左の掌に宝珠を載せ、正面を向いて蓮華座に立つ、安山岩系の石材を丸彫りした地蔵菩薩像です。
台座には「享保九年(一七二四)甲辰天十一月吉日 石橋供養」の銘文が刻まれています。
向かって左側の道内には石造の子育地蔵尊がまつられています。
説明板の横には、道しるべでもある小型の文字庚申塔と地蔵尊の由来碑があります。
像は「姥ヶ橋の地蔵尊」と呼ばれて親しまれています。
姥が橋とは、稲付川にかかっていた橋の名称です。
稲付川は石神井川の支流であり、根村用水とも北耕地川ともいって農業用水として利用されていました。
姥が橋には、誤まって川に子どもを落として死なせてしまった乳母が、自ら責めを負ってこの橋から身を投げて命を落としたという伝説があります。
そして地蔵尊の造立は、乳母の供養のためと伝えられていますが、銘文によれば川に架かる石橋の安全供養のためによるものです。
また、地蔵尊は、二つの道が出会う地点にあったことから「出合地蔵」とも呼ばれています。
橋のたもとは、川口への交通路として向かう王子道とが合流する交通の要所だったのです。
現在は環状七号線の建設で川は暗渠となり。
姥が橋も姿を消しました。
しかし、延命地蔵尊には参詣者の絶えることがなく、毎年八月二十四日の縁日には多くの人々で賑わいます。
平成八年三月東京都北区教育委員会 より。
いつもおいのりしています。
こちらは東十条駅や十条駅から近い環七と交わる場所にあるお地蔵さまです。
何か書いてありました。
辻の守り御本尊。
有り難く思いました。
名前 |
姥ヶ橋延命地蔵尊 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
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関連サイト |
https://www.city.kita.tokyo.jp/hakubutsukan/rekishi/fureru/bunkazai/jujo/ubagabashi.html |
評価 |
3.8 |
周辺のオススメ
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子育地蔵尊が小さく隣りにいらっしゃいます。