『お城EXPOin甲賀』の流れで見学に。
行くなら春です。
桜が堀に映えます。
周辺地域より見頃が遅め。
運が良ければカワセミ等の野鳥にも会えます。
人がほとんどいないので、思う存分桜の写真が撮れます。
工事中でした。
無料駐車場から案内もとくに無く分かりづらいかな。
それに水口城跡の資料館にはグランドの脇をごめなさいしながら通行する感じで観光客には優しくない甲賀市でした。
古い感じが城感満載。
現在、改修中のため橋が渡れません。
また、木・金曜日は閉館しているので中には入れません。
元々は家康が上洛する際に立ち寄る用に新しくした城でしたが、家光が一度来たくらいの勿体ない施設。
その為にその後は加藤嘉明の孫がこの施設を守る為に入城。
しかし、守る為なので本丸側にはほぼ行かず状態だったそうです。
現在は本丸側の施設は学校のグランドになってます。
資料館として出城部分に櫓を移築して作られています。
入城料は100円、水口城南駅にある歴史資料館とセットで200円でした。
一部城域の水堀が埋められて原形が失くなってますが、過去の遺構の雰囲気が残っていて、想像以上に良かったです。
・駐車場……「水口中央公民館」の裏手に広い駐車場が利用可能、現在は遺構ありませんが「水口城二の丸跡」に駐車🚙・徒歩……水口城址の「御成橋」まで約3分、御成橋の奥はグランドで行き止まり😰・築城……1634年/寛永11年、作事奉行/小堀遠州(大名であり名作庭家、現二条城の庭も作庭)、3代将軍/徳川家光の上洛のために新築、別称「水口御茶屋」、結局この1回しか使用されず、何と1回のため😲・構造……本丸と二の丸(本丸北側)の二郭の縄張、本丸だけ水堀で囲われ、二の丸は土塀や柵などで境界、本丸は正方形で東西南北の四隅に平櫓の御矢倉が建っていたんですね🤔・現在……大手外枡形虎口部分と乾(北西)櫓台下だけ石垣が現存、資料館は廃城令時に民間に売却された平櫓の乾櫓を2階造りに改築移設、雰囲気を醸し出しています。
水堀が約9割残っていて東~南~西~北の駐車場まで周囲をぐるっと歩くと大きさなど実感、中々、面白いので散策してみて下さい🚶城の石垣を近江鉄道の敷設工事に使用したとは時代ですね。
・江戸時代その後……~1682年まで「番城」で幕府管理、1682年に2万石で加藤嘉明の孫/加藤明友~1695年に鳥居元忠の子孫/鳥居忠英(名君/2万5千石)~1712年に加藤明友の孫/加藤嘉矩(譜代格に格上げ/3万)入城し明治維新まで加藤家9代が続きました。
本丸は将軍家から預かっていると言う事で明治維新まで使用されなかったそうです、これも歴史ですね❗️・お願い……乾櫓台下の石垣に草木増殖、将来的に石垣が孕んで倒壊の可能性があるので、何とか今のうちに草木取り除いて欲しいです🥺
名前 |
水口城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト | |
評価 |
3.5 |
『お城EXPOin甲賀』の流れで見学に。
濠と石垣の一部が残っていて、資料館が角櫓として建っています。
資料館は靴を脱いで上がる方式で、内部は木造りになっています。
お城があって、濠もある街はやはりいいですね、それだけで趣があります。