20年振りくらいにこの地を訪れた。
長野オリンピック聖火台レプリカ東京オリンピックを記念して製作され、長野オリンピック聖火台を縮小したものです。
デザインは情報彫刻家の菊竹清文氏によるもので、製作も当時携わった工房による本格的なレプリカとなります。
但し長野に有るオリジナルとは実は異なる所が有り、ここにある聖火台の笠のリングは二重になっています。
(長野のは二重になっていない)これは長野オリンピック当時に菊竹氏がデザインした際には本来二重だったものの、ガスの燃焼による影響を懸念して二重にするのを断念した事によります。
ここに有る聖火台は燃焼を前提としていないので元々のデザインを敢えて再現し(菊竹氏の拘りか?遊び心か?)オリジナルデザインモデルとも呼べる作品になっています。
また、リングの内側にある「炎板」と呼ばれる部分については長野に有るオリジナルは聖火台の有る周りの景観を反映し山型となっていますが、ここ東京のものは角ばった炎板となり、周りの景観(ビル群)を反映した形状となっているのも菊竹氏の拘りと言えるのではないでしょうか。
この様にレプリカのようでレプリカではなく、ある意味オリジナルデザイン…という趣きの深い作品なのであります。
長野にはオリジナル(南長野運動公園)に加えミニチュアが計5基(白馬ジャンプ台、表参道セントラルスクエア、野沢温泉オリンピックスポーツパーク、軽井沢風越公園、道の駅北信州やまのうち)が有るのでコロナ禍が明けたら見て廻るのも良いかと思います。
(ミニチュアと言えど当時に各会場用に製作された本物です)
長野があるなら、札幌もあってもいいのでは。
存在感そんなにないモニュメント。
名前 |
1998長野冬季オリンピック聖火台モニュメント |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
20年振りくらいにこの地を訪れた。
オリンピックの記念館が建てられていてその前に前回の東京大会と昨年の大会の聖火台が並んで鎮座している。
寒い雨天だったせいか、感染状況のせいか誰もいなかった。