名前 |
元荒川源流 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
こんなところが源流地?元荒川はここを源流として、大宮を抜けて越谷にて古利根川と合流、中川と名前を変えて東京湾に注ぎます。
こんな街中の平地で、しかも土手を挟んだ向こうは荒川のここが、そんな大きな河川の源流地というのはなんか不自然です。
よくある例としては、山深い奥地から染み出る湧水や、山に囲まれた大きな湖から、といったイメージなのですが...。
調べたら(という程ではないのですが)、やはり理由がありました。
江戸時代以前は名前の通り元荒川が本流でしたが、江戸の町が度々の水害に悩まされていたため、荒川の一本西を流れていた入間川に瀬替えを実施しました。
そのため、ここは堤を築いて締め切ったため、源流地となったのです。
同時期に利根川は逆に東の渡良瀬川、常陸川に瀬替えされており、江戸の都市の真上で合流して大暴れしていた二大河川を分離することで、江戸を水害から守ったのです。
まるで、学校の二大ヤンキーが一緒になってつるむとろくなことがないので、先生達はわざとヤンキー二人を別のクラスにして、学校の安寧を保つようにしたのと同じ発想ですね。
(え?よくわからない例えばなしはやめろって?)