勉強熱心で、全ての完成度が高いです。
まだ30歳という若い店主なのに、勉強熱心で、全ての完成度が高いです。
鮮度と熟成度のバランスは最高ですね。
産地を聞くと間髪入れずに教えてくれますし、拘りをもって営まれていることがヒシヒシと伝わります。
今回伺った中では、煮だこ、太刀魚の唐揚げ。
握りはイワシ、アジ、煮蛤、アナゴが特に良かったです。
足繁く通いたい一軒ですね。
こちらのお鮨は、ネタが大きめで、その分丁寧に包丁仕事がなされており、とても満足感が高いです。
握りも丁寧でしっかり握られていますが、それでいて、ちゃんと適切な空気感もあります。
一つ一つの仕事も、柑橘の効かせ方、炭火での香りの出し方など繊細な仕掛けが感じられます。
食材も随所にテンションの上がるものが散りばめられていて総合的に満足度が高いお鮨屋さんです。
最後のマグロに向けてシャリの具合も盛り上がって来て、トロタクで締められます。
とにかく満足感の高いお鮨屋さんです!
渋谷(奥渋)にあるお鮨のお店。
食べログではTOP1000に入る人気店。
おまかせに日本酒を2人で四合飲んで、トロたくを追加で頂き、1人22000円。
奥渋と呼ばれるエリアにある「鮨 利﨑」さん。
渋谷駅、代々木公園駅から7,8分ほど歩く、閑静な住宅街にお店を構えています。
席はカウンターが10席で一日二回転営業。
色々とお寿司を食べ歩いている知人から強烈にオススメされ、今回が初訪になります。
結論から言うと、今後ずっと通い続けたいお店となりました。
食材の質、それを活かす調理と握り、どちらも一級品です。
3,4万円する名店に引けを取らないレベルながら、お会計は2万円と驚くほどお得です。
この日頂いたメニューは以下の通り。
-------------------・長崎県壱岐 鰹・蛸・鮑・鰆・墨烏賊・いくらの茶碗蒸し・鰯・赤貝・クロムツ・あん肝・香箱ガ二・鱈白子・青森県大間 鮪漬け・青森県大間 中トロ・〆鯖・ぶどう海老・北海道浜中 バフン雲丹・しじみの赤出汁・穴子・玉・とろたく・瓶ビール・日本酒(栗駒山、義侠)合計20,000円/1人-------------------ここからは心に残っているお料理の感想を記載していきます。
・長崎県壱岐 鰹旨味が凝縮された迷い鰹を、すりおろしのドレッシングと頂きます。
醤油で頂くよりもコクが増し、鰹においてはこの食べ方の方が好きかもしれません。
・鮑大きくカットされた鮑を塩と山葵で。
とても柔らかく煮込まれていて、噛むたびに旨味が溢れ出します。
思わず目を閉じてしまう美味しさです。
・鰆こちらは見た目からは分かりませんが、燻製で香りづけがされています。
香ばしい燻製の風味と、ほどよい塩分が絶妙なバランスです。
鰹などの燻製はよく見ますが、鰆は初めて食べました。
・墨烏賊素材の良さももちろんながら、丁寧に入れられた包丁によって一層食感が良くなった墨烏賊。
ねっとりとした食感が堪りません。
・鰯この日一番美味しかった握りは?と聞かれたら、こちらの鰯をノミネートします。
仕込みの段階から明らかに脂のノリが違う鰯が目に入り、ずっと楽しみにしていました。
綺麗な白と赤のコントラストは、見た目も楽しめる逸品。
口に入れた瞬間、光り物とは思えないほど脂が溶けて広がり、余韻はしっかりと鰯本来の身の味が残ります。
これまで食べた鰯の中でもダントツに美味しいレベルでした。
・クロムツ炭火の香りをほんのりと纏ったクロムツ。
聞いてみたところ、皮の方を備長炭で炙って香ばしさを出しているようです。
プリプリな身の部分と、香ばしい炙りの部分が共存した新しい一貫でした。
・あん肝大ぶりのあん肝をワサビと一緒に頂きます。
もはや説明不要の濃厚な旨味が堪らず、日本酒が止まりません。
・香箱ガニこの季節になると色々なお店で頂く事ができる香箱ガニ。
内子、外子、肝全てを混ぜて作っているため、ちょっとつまむだけでもカニの旨味が口いっぱいに広がります。
こちらもあん肝と同じく、日本酒が必須な逸品。
・鱈白子表面を軽く炙った大ぶりの白子。
大将からの指示で、白子をスプーンで崩してシャリと混ぜ、天然のクリームリゾットにして頂きます。
リゾットのような味わいにするため、シャリの酢は弱めにしているようです。
味付けはシンプルに醤油ながら、とても濃厚な味わいのリゾットに驚きました。
・青森県大間 鮪漬け一本釣りの鮪(約270kg)の赤身を漬けにした握り。
大将曰く、一本釣りの鮪は身が柔らかいのが特徴という事でしたが、仰る通り滑らかな口当たりと強い旨味が素晴らしいです。
・青森県大間 鮪中トロ先ほどの赤身と同じ個体の中トロ。
ビジュアル的にはそこまでサシが強い印象はないですが、一口食べると口いっぱいに甘い脂が広がります。
こちらもとても柔らかく、シャリと一緒にほどけていくような食感が印象的でした。
・ぶどう海老こちらは鰯と並んで衝撃的だった握り。
幻のエビとも呼ばれるぶどう海老を贅沢に使っていて、原価が心配になります。
食感も甘さもボタン海老と比べると一目瞭然で、とにかく圧倒的に美味しいです。
初めて食べましたが、これからは普通のボタン海老では満足できなくなってしまいそうです。
・北海道浜中 バフン雲丹最近雲丹の値段が高騰しているとよく耳にしますが、そんなことを感じさせないバフン雲丹の握り。
綺麗なオレンジ色をした雲丹はとても味が濃く、飲み込んだ後も旨味が残り続けました。
総評、味・値段・雰囲気全てが素晴らしいお店でした。
ここ最近の原価率は何と55%程とのことで、ありえない数値に驚きました。
大将の毛利さんはとても気さくな方で、鮨にまつわるお話や他店との交流のお話など、楽しいお話を色々とすることが出来ました。
とにかくコストパフォーマンスが高いので、今後定期的にお伺いしたと思います。
ご馳走様でした。
初めて利用しました。
立派な店構えで、素敵な内装。
銀杏の分厚い、まな板は一見の価値あり。
さて、お鮨ですが、赤酢をブレンド、シャリも2種類をブレンド、醤油にはアサツキを忍ばせ、風味付けしてます。
いい感じですね。
銀杏、鰹、鮑、タコのアテから始り、メイタ鯛、大阪湾の鯵とイワシ、ボタン海老、小鰭、雲丹、蛤、戸井の定着網の本鮪、毛蟹、ノドグロ、イクラご飯、卵焼、赤だしなどなど。
オーソドックスな江戸前鮨、美味しく頂きました。
日本酒はペアリング。
ただし、個人的には、シャリが少し温かい点に違和感。
ネタの脂に加温することを狙ってるようだが、やはりネタとシャリの温度を一定にすべきかな。
鮨さいとう のように常温一定がいいと思います。
ネタとシャリも、もう少し小さくてもいいかも。
派手さはないが、隠れ家的な利用ができる江戸前鮨ですね。
今後の展開に期待したいです。
美味しかったです。
若い大将が二人でカウンターに立つニュースタイル!若いだけに、新しい鮨のスタイルが良い‼️料理に関しても新しい鮨、一品物が今後期待したいところです。
鮨や一品物が美味しいのはもちろん。
コスパがかなり良い‼️駅から少し歩くのは、難点。
今後も通い続けたい店。
2019年7月6日(土)に鮨 利﨑を訪れました。
JR渋谷駅ハチ公口からSHIBUYA109の傍の文化村通りを通り訪れました。
お店の造りはカウンター席のみでコンパクトです。
客層は老若男女幅広く、店内ではJAZZやピアノ曲が流れていました。
カウンター席に着き、ドリンクは梅酒のソーダ割りにしました。
濃いめで梅の風味が効いて爽快です。
おまかせ握りのコースを食しました。
最初に出された富山県の白エビにマグロの酒盗を和えたものは、ねっとりとしてほのかな甘みと芳醇な風味があります。
もずく酢にバフン雲丹を和えたものはさっぱりとしています。
北海道の噴火湾の毛ガニは、しっとりとして風味が良くほのかな甘みも感じます。
煮アワビは、塩で食しました。
肉厚で弾力があり、味わいがあります。
キモはほろ苦く、これもまた味わいがあります。
カツオの漬けは、ねっとりとして味わいがあり、後味が爽やかです。
ホタテの磯辺焼きは、焼かれたホタテを海苔に挟んで食しました。
海苔がパリパリで磯の風味が良く、ホタテは熱々で香ばしく味わいがありました。
つぶ貝は、サクッと歯が入りコリコリと心地よい食感です。
タコのやわらか煮は、甘みがある味つけがされていて、トロトロとするぐらいにやわらかいです。
握りのシャリはコシヒカリとササニシキをブレンドしたものでシャリ酢は3種類使われているそうです。
アラの握りは身が引き締まっていて弾力があり、脂がのって甘みがあります。
アジの握りは脂がのって清涼感がある良い風味がします。
イカの握りは、細かく包丁が入れられ、柑橘系の爽やかな風味がしてねっとりとした食感がします。
中トロの握りは、口の中に入れるとしっとりとしてとろけるようです。
シャリのほのかな甘みも美味しいです。
赤身の漬けの握りは、ねっとりとして爽やかで芳醇な風味がします。
大トロの握りは、脂がきめ細かくたっぷりとのり、口の中で消えてしまうぐらいにトロけて、旨味がたっぷりです。
コハダの握りは良い塩梅で酢の爽やかな風味が効いています。
爽やかな甘みがするシャリとも良く合います。
ノドグロは、シャリの上にのせられ脂がたっぷりとのって旨味がたっぷりです。
イワシの握りは、旬の時季で大阪湾のものでした。
脂がたっぷりとのってやわらかいです。
黒目鯛の握りは、備長炭で炙られて香ばしく、脂がたっぷりとのって味わいがあります。
雲丹が5種類出されてました。
それぞれ風味と味わいが違います。
一番気に入った雲丹を軍艦ににしてもらいました。
瑞々しさがあり、ほのかに甘みがあるものです。
海苔の磯の風味も良いです。
穴子はやわらかくフワフワとした食感でツメの甘みと柑橘系の清涼がある風味が美味しいです。
車海老の握りは、プリッとした弾力があり、ほのかな甘みがり、味わいが良いです。
玉子の厚焼きは、2種類が出されました。
片方は甘みが効いていて、芝海老が入れられた方は香ばしいです。
シジミの赤出汁は、良いダシが出ていてホッとする味わいです。
最後は温かい緑茶が出されました。
おまかせ握りのコースは税抜15000円、梅酒のソーダ割りは税抜800円です。
接客も素晴らしく、大変に美味しかったです。
名前 |
鮨 利﨑 |
---|---|
ジャンル |
|
住所 |
|
関連サイト | |
評価 |
4.1 |
大変良いお鮨屋さんです。
鰯、鯵が特に好きです。