とても厳かで神聖な雰囲気がありました。
人が少ない(失礼!)ので、ゆっくり参拝できます。
神官もいらっしゃるので、各種神事も受けられます。
神社の石碑の年号から1800年頃にはすでに存在したとみられ、佐世保市の有史より前からある由緒ある神社です。
不差洞はすぐ隣にあります(心霊スポットではありません)
佐世保の住宅地の中、取り残されたような丘にある神社。
平戸の殿様・松浦隆信公が植えたという樹齢400年越えの槇の御神木には圧倒されます。
本殿は洞窟の中にあり、もしかしたら吉井町の福井洞穴のように太古に於いては縄文人の住居だったのかもしれないなと思いました。
境内奥には高皇産霊命を祀る高天神社の鳥居と祠、お稲荷様の祠もあり、背後には磐座もありました。
おそらく古くから巨石信仰の場でもあったのでしょう。
また主祭神として祀られている神々の関係は、なんだがちょっとサザエさんちみたいだなと、ほっこりしました。
「ずいぶん摂社が多いのですね」と 伺うと…明治の佐世保市街化計画によって、山々が崩され、高天町にあった「高天神社」が、こちら須佐神社へ還座されたのだと教えて下さいました。
高天町は、かつての「高天神社」が名前の由来であったのだとか。
天照大御神を中心とした多くの神々が住まう、神聖な場所……高天原(たかまがはら)が高天町の由来だったとは。
また、天照大御神 の弟でありながら、高天原を追放され 地上で人間と家族を愛した 須佐之男命。
そこへ高天神社が還座されるなんてロマンがあります。
須佐神社から頂いた ご由緒書には、冒頭に 「天.地.自然の万物から贈られる生命力…それを慈しむ事こそが神道である」と記されていました。
市街地にありながら、神域である洞窟を現存する、穴妙見宮。
平戸藩主が、景勝地(平戸八景)の一つに選んだのだそうです。
洞窟を囲む木々の間には、かつて海の波によって削られた岩の数々が そのまま残されているのだと伺いました。
佐世保の歴史を紐解くにも、大変 貴重な神社と感じました。
佐世保に住みながら、この神社の存在を初めて知りました。
洞窟を利用した御本殿。
お供えの御神酒が並んでいるところから、参拝も多いのでしょう。
小さな社務所があり、おみくじや御守りもあります。
インターホンを押して神社の方にきていただいて、御朱印もいただきました。
御本尊が洞窟をくり抜いたようなところの中に有りました。
社務所らしきところには、誰も居られず、御朱印はもらえないかなぁ〜って思ってた所、「ご用の方はボタンを押して下さい」の貼り紙を見つけました。
押して見ると坂の下から作務衣らしき衣装を着られた女性が来られて、無事に御朱印も貰えました。
御朱印書いていただけます。
岩の隙間(洞窟?)を利用してお社を建てられているようです。
犬(猫)用のお守り(首輪に付けれるタイプ)が置いてありました。
名前 |
須佐神社 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0956-23-3657 |
住所 |
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評価 |
4.0 |
夏祭りを見に行きましたが、地域の祭りだからと考えてもびっくりするくらいシンプルで、近隣の方の寄り合いみたいな感じでした。
楽しそうでしたよ。