名前 |
藤原虎麿の像 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
近くにある武蔵寺や二日市温泉は、虎麿によって創られたと言っても過言ではないでしょう。
伝説1ある時、虎麿が山中で怪しい火を射落としました。
その火は、薬師如来が宿る霊木の精であると夢でお告げがあり、霊木で薬師十二神将像を作り、堂を建てたのが武蔵寺の建立の由緒だそうです。
伝説230歳を過ぎても子供がいなかった虎麿は、薬師堂にこもり薬師三尊に祈った。
すると、女児を授かることができたという。
伝説3また、子供が小さかったころ、疫病が流行り、虎麿の子もこの流行病に罹り、治す手立てがなかった。
虎麿が、武蔵寺の薬師如来に祈願し続けたところ、ある夜、夢の中に一人の僧侶が現れて「ここから東方に葦の生えている湿地があり、そこに温泉がある。
ここで入浴させれば、必ず病は治るであろう」と告げ、姿を消したそうだ。
早速虎麿はその場所に行き茂った葦を刈り、こんこんと湧き出る温泉を見つけた。
その温泉に子供を入浴させると、たちまち病気が治ってしまった。
これが二日市温泉(薬師温泉・旧武蔵温泉)の始まりと言われている。