名前 |
昭和天皇御歌 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
■昭和天皇御歌碑 #20201129天皇ご歌碑がある。御題は「灯」、歌は「港まつり 光りかがやく 夜の舟にこたへてわれも ともしびをふる」1956年(昭和31年)に昭和天皇がご来神された際、御宿舎である旧「オリエンタルホテル」の屋上から、神戸みなと祭·海上提灯行列の夜景をご覧になられた印象を、翌1957年(昭和32年)、宮中歌会始の儀にお詠みになられたもの。歌碑は灯台とともにホテル14階南側バルコニ ーに設置された。●和歌の知識がなくとも亡き陛下の御優しさを感じる歌だ。大分後の昔の事になるが植樹祭の途中にずっと待った時がある、まだ小さかった、漸くとお見えになられて、急に近くの周りの大人達が旗を振り歓喜し泪する様子思い出す。また帽子を手にして群衆に応える陛下を一目見れた記憶は鮮明だ、御姿が今偲ばれる。■平成7年1月17日、震災で全壊した旧「オリエンタルホテル」は閉鎖を余儀なくされるも、震災当時、姉妹ホテルとして建築中だった神戸メリケンパークオリエンタルホテルにホテル灯台は受け継かれ、同年7月7日 午後7時7分に点灯式が挙行された。赤と緑の光がゆっくり回り始めると、港に停泊する船からは汽笛が鳴らされ、777発の花火が打ち上げられた。
当歌碑もメリケンパーク内に移設され今に至る。位置的には「神戸港震災メモリアルパーク」コーナーの南側となる。