まずエントリー経路が非常に分かりにくい。
結論から言うと渡れません。
すでに橋は崩壊し、静岡の夢想吊橋に近い状態です。
耐風索は垂れ下がり、応急処置されていたところも行方不明。
多数の木板が割れ、ほぼ全ての木板のワイヤーとの固定具が外れています。
残っている木板も腐食が進行。
複数のワイヤーの破断。
横板の断裂。
もはや橋ではありません。
特に中央付近の損壊が激しく、残っている横板もすべて割れ、かろうじて橋の上に留まっているだけ。
体重をかけたら確実に崩落します。
川までも高さがある上、水位は浅く、落ちたらただでは済みません。
吊り橋へ向かうルートも崩落がひどく、途中、崖をほぼぶら下がりながら向かう必要があり、滑落の危険があります。
ぶら下がるための岩も手をかけると崩落するので、私自身も落ちかけて死にかけてます。
五條市と十津川村の保存計画からは外されており、メンテナンスも全くされていないと思います。
行かれる場合はそれなりの装備と覚悟でお向かいください。
2018年6月投稿 2020年6月編集。
名前 |
沼田原の吊橋 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
まずエントリー経路が非常に分かりにくい。
付近にある厳島神社への入り口が目印になるのだが、この入り口も分かりにくい。
さらに道中は斜面になった道に落ち葉が積もっており、滑りやすく、滑落したら割と死ぬと思う。
初めから予想されていたが、つり橋自体は2020年5月現在でほぼ崩壊しており、渡ることは不可能。
経路含めて荒廃しているので、探検ごっこが好きな人には満足度が高く、吊り橋の前にたどり着いたときの達成感はなかなかのもの。
一方、渡りたかったり、ただつり橋が見たいだけならやめた方がよさそう。