名前 |
喜和田鉱山跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
2.8 |
喜和田から玖珂地区にかけての主な地質は、玖珂層群および白亜紀花崗岩で構成されている。
この地区のタングステン鉱脈は、スカルン型鉱床と石英脈からなっている。
スカルン型鉱床は、白亜紀花崗岩から供給された鉱液が、玖珂層群に含まれる石灰岩と交代することで生成したと考えられている。
一方、石英脈は鉱液の通路を充填して生成したものであり、通路がスカルン型鉱床と交叉する付近でのみ灰重石を含有している。
喜和田鉱山では幾つもの鉱体が発見・開発されてきたが、この中でも第11鉱体と呼ばれるものは、幅約50m、長さ約120mあり、鉱石換算で約11万tの埋蔵量があると推定される、同鉱山最大の物である。
この鉱体のタングステン含有率は、平均で8ないし10%、最大では約50%にも達したとされており、世界で最も高品位のタングステン鉱床の一つとして有名である(ちなみに、2007年のタングステン市況に基づく、タングステン鉱山の採算ラインはおよそ含有率1%といわれる)。
発見当初、紫外線を当てることで神秘的な発光現象を見せる坑道の様子が、「地下の天の川」としてマスコミに紹介された。
とwikiに書いてあります。