ネット上でも話題になった千葉の秘境。
県道172号線から永昌時トンネルを抜けます。
程なくして右側に案内が現れ、木々の間を降りて行く道が出てきます。
降りてすぐ二股に分かれますが、右側を選択してさらに降りて行くと、側に電柱がある畦道が現れます。
そのまま北北西にお進み下さい。
来訪者に手を差し伸べてくれる「手摺りの木」や、樹木に絡まれた「捉われ電柱」を抜け、畦道の終点付近に来ると、更に右側へ降りる「木が埋められただけの階段」が出てきます。
そこを降りて下さい。
素晴らしい光景が現れます。
この水路隧道は、明治時代に作られたそうですが、今のような掘削機械が無かった時代に、これを作るのは大変だった事でしょう。
たまたま通りかかった地元の人に話をお伺いしたところ、前後の沢歩きは可能だけど、ドンドンの中は危険との事なので、この光景を外から鑑賞させていただきました。
里山のパワースポット… 驚嘆と感動を是非!
12月の雨上がりに行ったら行く途中の道がぐちゃぐちゃに濡れてぬかるんでいましたここ行くなら晴れて乾いた気候で、寒い時期がベストでしょうこの手のスポット慣れている方ならご存知のとおり、房総の藪は手強いです夏に行こうものなら激藪に揉まれ、この地方によくいるヤマビルの養分にされます房総特有の川廻し隧道として名前は聞いていましたが、実際に目の前にするとそのデカい坑口に少々の畏怖を感じます一見すると濡れる覚悟なら中に入れそうですが、水路隧道というのは人が立ち入る場所ではないので探検の心得がある熟練者でない限りやめたほうがいいでしょう。
普通車では厳しい道。
バイクか徒歩がおすすめです。
川の上流が見えなく、不思議なスポットです。
ネット上でも話題になった千葉の秘境。
里山のパワースポット。
明治時代後期に観音掘工法でつくられた本格的な川廻し。
川廻しとは川を短絡させることで治水、灌漑、農地を作る技術で、市原市内には用水路サイズのものを含めて大小400ヶ所以上あると言われています。
浦白川のドンドンは100mを超える2本の巨大水路隧道から構成され、市内最大、おそらく全国でも最大規模のものだと思われます。
ドンドンの名称は洞窟に反響する不気味な瀬音からきています。
洞窟内は深く、岩もぬるぬるなので危険ですから絶対に入らないこと。
反対側にはものすごくきれいな清流が流れています。
洞窟の高さは上流が4~5m、下流は6~10mぐらい。
簡単に行けますがぬかるむ場所もあるので、革靴はNG。
反対側は沢歩きの覚悟が必要です。
浦白川(川廻し遺跡)で検索してご覧下さい。
※5~10月は山蛭が出ますので覚悟してください。
お勧め時期は12~3月。
それ以外は濃塩水スプレーか塩を用意してください。
雨上がりなどはお勧めできません。
※県内の川廻しでは鴨川にある「穴の口」が美しいと思います。
行きやすい場所としては大多喜の「遠見の滝」は洞窟から滝が流れ落ちるのできれいです。
ハートの洞窟で有名になった君津の「亀岩の洞窟」も川廻しです。
見た瞬間、背中がぞっとするような不気味さを感じました。
行ったのは5月下旬。
ヤマビルにやられました・・・・注意です。
名前 |
浦白川のドンドン |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.3 |
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6月4日に行きました。
前日の台風の影響か、川へ降りる階段が崩れていて降りられませんでした。
まあ泥だらけになるのを覚悟すれば問題ないのですが。
この時期は蒜がでますのでご注意を!