祖父母と父がお世話になっている菩提寺。
御本尊は釈迦如来臨済宗妙心寺派山号は大雄山。
江戸時代には浅草寺の傍に建ち少し前までは蜂須賀家の菩提寺でも有った古地図にも載り現在は戦災で数分の一の規模になってしまったが合羽橋に位置する由緒ある臨済宗の名寺です。
いつ来てもそんなに混んでなく、柔らかな時間があります。
浄土と混ざってるんでしょうか。
親類の菩提寺なので何度か訪れている。
観光地化した浅草において、観光客が立ち入らない空白地帯。
墓の数からして檀家は少ないと思われるが、ちゃんと存続してる不思議な寺。
毎週土曜の夕方に坐禅会が開かれています。
山門の掲示を除いて、一見それとわかる案内はありません。
入ってくるかどうかも一つのハードルになっているようにも見えますので、ここのお寺については入り方の説明は割愛します。
坐禅会としては中級者向けといったところでしょうか。
初心者には敷居が高いように見えました。
静岡三島の龍澤寺の作法で行われているそうです。
谷中の全生庵と同じですね。
坐禅会の後には略式の茶礼があり、月に一度は老師の提唱もあるようです。
参禅(老師と一対一で面談して問答による指導を受けること)ができると書いてある案内もあるようですが、残念ながら喚鐘(老師が参禅を促すために鳴らす鐘)が鳴るところは確認していません。
参加費は志納ということで、入ってすぐの竹筒に入れることになっています。
祖父母と父がお世話になっている菩提寺。
名前 |
海禅寺 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
かっぱ橋商店街に向かう途中、寺の門柱横にキラキラ光るステンレス製の案内板を見かけたので近寄ってみると、「安政の大獄」で獄中死した梅田雲浜(Unpin Umeda)の墓所と書いてある。
高杉晋作(Shinsaku Takasugi)とも交流のあった朱子学者で幕末史には必ず名前が出て来る人物。
散策では思いもしない出会いがある。