毎年、桜の時期になったら花見に来ます。
1769年に石橋として完成、再建を繰り返し今に至る歴史ある橋です。
その昔、石橋だった頃に歌川広重の「江戸名所百景」に「目黒太鼓橋夕日の岡」として描かれていて、当時から名所・要所であったことが伺えます。
この付近には大鳥神社、目黒不動、高幢寺(金毘羅権現社)などの名所も多く、当時珍しかった石橋ということもあり併せて人気を博したのではないでしょうか。
今は石橋ではなく鉄橋ですが、その外観は石橋のようなただの鉄の無骨なフォルムとは違う、なにかを感じさせる橋となっています。
太鼓橋は1700年代初頭に木喰上人が造り始め、後に江戸八丁堀の商人達が資材を出し合ら6年の歳月を経て完成しました。
広重はこの太鼓橋を浮世絵に描いてますが、アーチ形の石橋は江戸の中でも他に例がなく、目黒の欧風文化の第一号といわれました。
東京都目黒区を流れる目黒川に架かる橋で、行人坂の西端にあります。
太鼓橋を架け た人物には諸説ありますが、八百屋お七の恋人の吉三郎が出家した西運上人が、民衆から寄進を集めて架けたという伝説もあります。
名前 |
太鼓橋 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
春は目黒川沿いの桜を観に、大勢の人が来られるので混みやすいです。