名前 |
梶原稲荷神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
非常に小ぢんまりとした何気ない神社。
しかしながら「鎌倉殿の13人」の有力御家人の一人である梶原景時が、源頼朝公の命により「萬福寺」を創建し、その寺内に梶原稲荷神社を造設したのが始まりです。
創建は鎌倉時代初期の建久3年(1193年)で、近くの別の場所にこの梶原稲荷神社は萬福寺と共に有りました。
しかし約120年後、鎌倉時代後期の元応元年(1319年)に兵火により萬福寺は消失し、元応元年当時に今のこの場所に有った梶原氏(梶原景時の後裔?)の館の敷地内に勧請され遷座されました。
因みにこの鎌倉時代後期の梶原氏は、戦国時代には小田原北条氏の家臣となっています。
梶原氏の出自・本性は桓武平氏鎌倉氏流です。
坂東・武家平氏の一門ですね。
(因みに上杉謙信【長尾景虎】も、この桓武平氏鎌倉氏流の長尾氏です)小さな神社の中には稲荷神社ですので沢山のキツネのモチーフが有ります。
小ぢんまりした何気ない神社も、歴史を知れば感慨深く、見え方も変わって来るものです。
楽しいですね。