尾崎放哉句碑が並んでいる。
駅前広場(鳥取駅北口) / / .
鳥取駅北口は〔けやき広場〕と呼ばれる公園になっていて、尾崎放哉句碑が並んでいる。
・ 草花に淋しい顔をよする児よ・ 裸の子が並び居り汽車に聲はなつ・ 嵐の夜あけ朝顔一つ咲き居たり・ 人をそしる心をすて豆の皮むく・ 寐られぬ夜中の布団動かしてゐる・ 亀を放ちやる昼深き水。
鳥取駅北口は鳥取市の表玄関、駅改札口を出て右側、駅構内の市観光案内所を通り抜けると「駅前広場」です。
タクシー乗り場、送迎車の出入り、バスターミナル等の実用利便性はもちろんですが、駅前広場のもう一つの魅力は広場を行き交う人が憩いと安らぎを感じるスペース、そこは欅の木、楠の木、しだれ柳が生育し、鳥取市の花(サザンカ)やツツジの低木も植えられて四季折々の様子が感知可能です。
またブロンズ像や彫刻作品が建っていて、その広場の中で自由に座ったり腰を掛けたりしておしゃべりも可能です。
そうした中で特に目を引くのは自由律俳人尾崎放哉の句碑二つです。
いずれも花壇の中に互いに少し離れた位置に一方は地下道へ降りる側に、もう一方はバスターミナル側にありました。
(裸の子が並び居り 汽車に聲はなつ)(草花に淋しい顔を よする児よ)駅前広場の東側は風紋広場、ブロンズ像と時計塔、麒麟獅子舞の木彫りの置物が遊歩道上に設置されて県を訪れる方をお出迎えしています。
名前 |
駅前広場(鳥取駅北口) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
ガイドマップにまとめてあるので便利です。