一基だけかと思ったら七基もありました。
千鳥ヶ淵陣地九八式高射機関砲台跡 / / .
砲台跡という恐ろしげな名前が付いていますが、千鳥ヶ淵の桜のライトアップを遠望で見るにはちょうどいいところです。
川に面した場所は舗装されておらず、木の根っこや水たまりがあるので気をつけて歩きましょう。
一基だけかと思ったら七基もありました。
近衛師団司令庁本部と皇居の間なのにコンクリート中の砂利の不揃いさが、慌てて作った感があります。
Googleマップがなかったら一風変わったベンチかと思うくらい普通に遺跡があります。
小さな公園で人通もほとんどありません。
特に説明もなく無造作に並んでいるので今となっては休憩用の椅子として利用されていました。
一見、不格好なベンチのようなものが七つ並んでいますが、戦時中の高射機関砲の台座跡です。
B29のような高い高度を飛行する爆撃機を狙う高射砲ではなく、低空を飛行する戦闘機に対応するものだそうです。
都心でこうした戦時の遺構が残っているは珍しいのではないかと思います。
いつでも気軽に散策することができます。
千鳥ヶ淵に面した堤の上に7基残されている高射機関砲の台座跡。
皇居 及び周辺をB-29による空襲からの防衛のため、昭和19年(1944年)、 対空近接防御用に開発された「九八式高射機関砲」を設置したそうです。
名前 |
千鳥ヶ淵陣地九八式高射機関砲台跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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