白い地層が露出しているところがあります。
芦辺町の八幡半島南端に、白い地層が露出しているところがあります。
ここは長者原化石層と呼ばれ、古くから植物や魚の化石が発見されることで有名で、アメリカの魚類学者ジョルダンによって大正8年には魚類化石の新種イキウス・ニッポニクスが発見されています。
最近では、石田町林徳衛氏が、植物化石(葉化石)40科67属83種、昆虫化石7科10種、魚類化石4目6科12~16種、蛇化石1種を報告しています。
魚類の大部分はコイ科に属し、魚類相は中国大陸のものに近く、新生代第三紀中新世中期を示す。
ここの地層は植物性プランクトンである珪藻の遺骸が体積してできており、手で触ると白い粉がつきます。
かつての壱岐は大陸と陸続きで、日本海も大きな湖だったと考えられていて、そのころの記憶がこの地層には残っています。
ちなみに残念ながらこの地層は長崎県の天然記念物に指定されていますので、一般の方の化石採取はできません。
名前 |
長者原化石層 |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
0920-48-1111 |
住所 |
|
関連サイト | |
評価 |
3.6 |
時期によって尺アジ ヒラスズキが近くで釣れます❗