名前 |
亀石 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
壱岐にはまだまだ知らないところがあります。
時々古い資料を見直して探索してるのですが、そんな中『亀石』と呼ばれるものがあることを数ヶ月前に知りました。
申請していたら、最近になりやっとGoogleMapに掲載されるようになったので、お知らせします。
民俗学者 山口麻太郎氏の著書『西海の伝説』によると「昔の壱岐の島は、勝本町立石の苅田院川から芦辺町深江の川内川尻にかけて貫通していて、二つの島に分かれていたという。
その頃一匹のカメが、郷ノ浦半城(はんせい)の津ノ神山の津神社に参詣したところが急に潮がひいて帰ることができなくなり、とうとう石になってしまった。
その亀石が、今、半城牛方触というところにある。
津ノ神山の麓の道下の田の縁である。
昔はここを「べべつ」といったという。
亀石を神として祀り周囲を祭田として祭祀してきたものだという。
」とあります。
ちょっと写真ではわかり辛いのですが、実物はなんとなく愛嬌のある亀に見えます。
壱岐の人でも知らない人が多いのではないかと思います。
柳田方面からなら車で5分もかかりません。
道脇に石灯籠がありますので、わかると思います。
一度訪れてみてください。
2016.06.27