こちらは小さなお社です。
朱色の多重鳥居はありませんが、伽耶院の境内にある一風変わった稲荷神社です。
臼を重ねた上に祠がたっており、伝承を伝える説明板が掲示されています。
日照りで水不足になりかけた際に、臼を使い用水路の水を堰き止め自分の水田へ水を引こうとする村人たち、ある夜中にその臼を取り除こうとしている白衣を着た老人を見つけ、害を加えたところ老人は消えてしまい探した際にこの稲荷神社に血が付いていたのを見つけ、祀られた狐が民にたいし平等に水を分配しようとしていることに気付いた村人が改心し、水を堰き止めた臼をこの場所に祀ったことから臼稲荷と呼ばれるようになったそうです。
現在も増えているのかは解りませんが、この稲荷さんの周りには臼がゴロゴロしています。
紅葉の季節にも白い臼がこの稲荷に対する信仰の深さを物語っているようです。
また川と水の歴史につながりがある場所として、加古川・水の新百景にも選ばれています。
名前 |
臼稲荷 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
https://www.kkr.mlit.go.jp/himeji/torikumi/river/database/kako_scene/128.html |
評価 |
3.8 |
こちらは小さなお社です。