都市レストランでふと感じる「蚊帳の中」のような侘し...
restaurant KAM / / .
シェフの本岡さんは、南仏やバスク地方での修行を経て、24歳のときに料理人の大会「RED U-35」で最年少の準グランプリを受賞した、実力派。
大きな窓からは、次の料理で使うほうれん草などを畑から摘んでくるシェフの姿を眺めることができ、まさに目で舌で季節を味わうことができる、贅沢なレストランです。
というわけで、個人的にはランチの時間帯がおすすめ(12時一斉スタート)。
ドリンク担当は調布【Maruta】出身で幼なじみの田代さんで、二人の息もぴったりです!2023年1月、コース料金は11000円、税サ別でサービス料は5%アルコールペアリング7500円ミックスペアリング6500円ノンアルコールペアリング5500円※現金決済のみです!
お料理は素材の味を活かした非常に繊細な美味しさで、次のお皿が来るのが待ち遠しかったです(^^)普段はゆっくり食べますが、美味しくてどれもペロリ。
焼き立てフォカッチャは、お腹がはち切れそうでも食べ切りたいほど美味しいです!!!お酒のペアリングも絶妙です。
飲兵衛としては、もう少しお酒の量をたくさん楽しみたかったですが、、、(笑)古民家とインテリアのセンスも抜群で、居心地の非常にいいお店です。
家からはちょっと遠いけど、また必ず行きたいお店でした!
美味しい。
独創的なお皿の数々。
ペアリングのドリンクもオーダーできるので必ずオーダーした方が良い。
コースのみの為、次回以降の内容の変化も期待したい。
感動の連続でした。
どの料理も素晴らしかったですが、特にサラダには驚きを感じました。
料理とサービスと空間の調和も良く、ノンアルのペアリングも楽しむことが出来、コストパフォーマンスで考えても、期待を超える満足感を味わえました。
看板もなく予約も電話のみで、どんなお店だろうとワクワクした気持ちで伺いました。
インテリアやカトラリー一つとっても、オーナーのセンスが光っていて、ただ料理を頂くだけでなく、エンターテイメントとして楽しめるレストランです。
家屋の中に入ると、暖かい南からの光が入る縁側に案内していただき、庭にある野菜やハーブについてお話ししてくれたり、料理やワインについても丁寧に説明してくださり、初めて来た場所なのになんだかおばあちゃんの家に来たような懐かしさと親しみを感じました。
料理の方は、フレンチで初めてペアリングコースというものにしてみました。
ノンアルペアリングもおすすめらしいですが、やはり(笑)アルコールをお願いしました。
ペアリングひとつでこんなにも料理、ワインが違うものになるのかと驚きました。
すごく勉強になりました。
シェフが庭で野菜やハーブを摘んで料理してくれるなんて、見ていて楽しいですし、とても贅沢な気分になれました。
厨房もすぐそこなので、アツアツのお料理が出てきます。
フレンチにしては珍しいなと思いました♪2組しか入れないのと、子供はお断りのお店(貸切の場合は可能)なので、静かな雰囲気でとてもいいです。
料理、ワイン、接客等、星をとれる実力のあるお店だと思います。
これからも応援してます。
できればこのままひっそり隠れ家のような場所でいてほしいです😁2022.2月再訪今回は春メニュー。
定番のオニオンのタルト?、リコッタチーズの燻製、ローズマリーのフォカッチャは安定感があってこれだけでも食べにいく価値があります。
そして、今回は特筆すべきだったのは、春!を存分に感じられたラインナップ。
素材の味が生きていながら、ソースも素晴らしかったです。
まんえん防止の中、感染対策も十分で安心して食事ができました。
次は春に伺います。
季節ごとに行くのが楽しみになりました。
東川口がら徒歩10分、民家を使用したフレンチレストラン。
庭で作った採れたての野菜を多用する素晴らしいお料理の数々。
特にスペシャリテのリコッタチーズや客の顔を見てから焼き始めるフォカッチャ、メインの鳩が殊の外美味しかったです。
ワインのペアリングもいい。
親戚の家を訪れたかのようなレストラン、心から寛げます。
名前 |
restaurant KAM |
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ジャンル |
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電話番号 |
080-4623-0829 |
住所 |
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関連サイト | |
評価 |
4.6 |
都市レストランでふと感じる「蚊帳の中」のような侘しさ。
探し求めたのは、都内から距離をおいた店。
まるで、駅からの道のりが店の序章であり、その土地の文化や歴史が、皿のアイデンティティであるかのような、、この食べ物はどこから?が難問である時代。
でもここの出土は明確。
なぜなら全て目の前のお二人の畑からだから。
霜柱の畑には、芽吹きをまつ秋播きのスナップエンドウ。
瑞々しい新芽は、冷凍せず、その時の客だけに出すそう。
「おばあちゃんは料理上手で。
でも、子どもの時はつくしの美味しさわかんなかったなぁ」と畑の中で本岡シェフは笑った。
料理人の食に工夫できる限界値は、実は地域経済の流動と反比例しているのかもしない。
都市の料理人は、発注した食材分までが工夫の限度なのに対し、畑を耕す料理人は、全てを使い切る術を工夫する。
私たちと自然を仲介する料理人は、必ずこれからの食界を担う。
今はまだ少なくても、これから益々そうなるのではないだろうか。
胸を打つ店だった。