勝興寺 式台門の特徴
名前 |
勝興寺 式台門 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
5.0 |
■勝興寺 式台門富山県高岡市伏木にある門。
勝興寺境内にある天皇専用の門。
宝永2年(1705)建立。
平成7年(1995)12月26日重要文化財指定。
平成25年(2013)〜平成29年(2017)大改修。
●浄土真宗本願寺派勝興寺の境内では北側に配された門。
門手前に小さな橋が架かる。
煉瓦アーチ構造の特徴的な橋で欄干は無い。
橋は明治期に造られたのだろうか。
式台門の内側梁や柱は太い材ではあるが、真っすぐではなく曲った材木が用いられいる。
雅な京文化でなく、武家加賀の元らしく質実剛健が表れて良い。
以前の説で、此の門は江戸後期(1775年頃)建立とされていたが、この度平成の大改修に於いて更に古く宝永2年の建立と判明したようだ。
其の大改修の際に本瓦葺だったものは、創建当初の杮葺(こけらぶき)に戻し復旧修復されている。
誠に良い仕事をされた。
寺は大規模な真宗寺院、本堂は加賀藩前田家の援助のもとに建立された。
広大な外陣は大梁を用いて柱を少なくし、また、内陣廻りには極彩色を施すなど近世後期の特徴をよくあらわしている。
本堂の前方に建つ唐門は京都興正寺から明治時代に移築したとあるもので、洗練された建築である。