小沼沢地区沼平(ぬまのたいら)のこんな場所になぜお...
小沼沢地区沼平(ぬまのたいら)のこんな場所になぜお地蔵様が?取材したら色んな発見がありました。
まずお地蔵様についてですが、鎮座は相当昔からで、昭和末頃までは履堂はなく雨ざらしだったそうです。
右側には厩嶽山の供養碑がありますが、台座に刻まれている「家内安全」の文字は、小沼沢地区の方が戦時中、出征した家族の無事と一家の和合を祈念したものだそうです。
お地蔵様がこの場所にある訳ですが、辻の道中安全のためと、もう一つは、この道の遥か1キロ半先にある滝の沢不動尊に参詣する目印を兼ねていたらしいです。
滝の沢不動尊は現在はある方が管理してますが、以前は小沼沢地区滝の沢の守護神として広く慕われたそうです。
祭礼は四月一日で眼病癒やしの不動尊としても参詣者が多くいたそうです。
このお地蔵様の辺りで急坂を登ってきた参詣者がほっと一休み、沢の冷水で喉を潤したとか。
しかし、丁度二十年前の祭礼日に商工会の後押しで不動尊周辺をカタクリの里保護区として売り出したものの、当日の参詣者は会津若松から遥々とご婦人が詣でた以外はたいした人数もなく、この失速が弾みだったのでしょうか、人々からは忘れられて現在に至るようです。
名前 |
沼平地蔵尊堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
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この場所から見える景色はふつくしい。