北条寺の裏山にあります。
拝観料500円は高い気がしますが、韮山が見渡せる良い場所にありました。
お寺さんから階段93段登って参拝、かなり古さを感じる石塔、室町時代だそうだ、かなり質素なイメージをもったのはわたしだけかな?
正面から向かって右が北条義時、左が後妻の「伊賀の方」の墓と伝わっています。
北条義時には、3人の妻がおり、三代目執権となった北条泰時を産んだ「阿波局」、源頼朝公の仲立ちと熱烈な恋文が縁で結ばれた「姫の前」、「姫の前」の実家である比企家を父親の北条時政が滅ぼしたためもに、その「姫の前」と離縁した後に後妻となった「伊賀の方」です。
また、「伊賀の方」も、北条義時亡き後に、義時との間に生まれた息子の「北条政村」を執権にしようと兄弟と謀反と企て、それが露見して伊豆国流罪となったと云われています。
このお墓は、北条泰時が、父親の義時を条氏発祥の地で追善するために建てたものと伝えられているそうです。
北条泰時は「伊賀の乱」の後に二代目執権となりますが、「伊賀の方」を流罪に処す代わりに、息子である「北条正村」を庇ったと云われており、「伊賀の方」のお墓をこの地に建立したのは、その罪滅ぼしかなと。。。仲睦まじく並ぶお墓を見るとそう思ってしまいます。
93段の石段の先にあるお墓ですが、穏やかな泰時の気持ちに触れることができる場所です。
なお、「伊賀の乱」は北条政子のでっち上げという噂のあり、北條寺には北条政子の寄進と伝わる「牡丹鳥獣文繍帳」を本堂で拝観することもでき、ちょっと複雑な気持ちになります。「伊賀の乱」は、北條泰時を三代目執権するために北條政子が企んだ陰謀とも云われておりますので。。。
北条寺の裏山にあります。
この時代に夫婦で並ぶお墓は珍しいと思いました。
駅からわざわざ歩いてきたが、拝観時間じゃ無いと云うことでNG
3年前位に偶然通りかかり、びっくりしました。
北条家の名前のお寺があり、、北条義時夫妻のお墓もあり、、とても感動しました。
ひっそりとし、心落ち着いた場所です、、ゆったりと御参りができました。
大河ドラマが始まり、これからは賑やかな雰囲気に圧倒されてしまうのかな?!
北条義時夫妻の墓所。
名前 |
北条義時夫妻墓所 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
うろ覚えですが、拝観料300円くらいでした。
喧騒から少し離れたところにあり、眺めも良かったです。