名前 |
龍湖瀬坑跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
4.0 |
龍湖瀬団地の最も奥に大牟田簡易ガスの建物があリます。
その裏山が三池炭鉱の歴史で重要な龍湖瀬坑の坑口跡です。
龍湖瀬坑は江戸末期に開坑され明治6年(1873年)当時(官営)三池炭坑の主力坑。
ここから大牟田港まで大八車(だいはちぐるま)という江戸時代から昭和初期まで使われていた木製の人力車に石炭を積んで運ばせていました。
運んでいたのは三潴県(みずまけん・明治4年に筑後国を管轄するために設置された県で現在の福岡県筑後地方)の囚人達でこれが囚人使役の始まりで昭和初期まで続いたそうです。
龍湖瀬坑は開坑、閉坑を繰り返し大正10年頃まで出炭していたとの事。
三池炭鉱の忘れてはならない遺構のひとつです。
(簡易ガス前の道路から撮影)