その周囲を囲む丘陵に城跡はあります。
どこが城跡なのかわからなかった。
坂東八平氏の流れを持つ小山田氏の居館跡に建つ大泉寺本堂、その周囲を囲む丘陵に城跡はあります。
堀切、虎口が確認できます。
近くに森林公園の小山田緑地があり合わせて歩けば緑の中の散策ができます。
分かりにくいとの声がありますが、私有地なのでインターフォンでご住職を呼び出し、許可を頂き見せていただく所です。
わざわざ出て来てくれて申し訳ない気もしますが、それがルールのようです。
一応、足元注意・自己責任との説明を受けてから入山口?を教えられます。
若い住職で親切な良い方です。
最初に断ればよかったのですが、帰りの挨拶が不要かどうか、再度広い寺内をインターフォンで呼び出してしまいました^^;
桓武平氏秩父氏流小山田氏の山城。
小山田有重公が平安時代末期に築城。
大泉寺の裏山に有り、住職にお願いをすれば見学させてもらえます。
大泉寺の裏から竹やぶに囲まれた里山を登ります。
入口には「城はこっちじゃ」と言っている様な石像が迎えてくれます。
しばらく山道を進むと何やら無数の石像が…おぉ、五百羅漢か…凄い数の石像が二の丸から本丸まで、ずっと置かれています。
石像は新しい物ですが、素晴らしいですね。
人によっては往時のままが良いという意見も有るかとは思いますが私はこの演出素晴らしいと思いました。
先代の住職(現住職のお父様)が荒れ果てていた小山田城跡を見かねてキレイに整備したおりに五百羅漢を設置したとの事でした。
やはり力の有った豪族は現在も敬われるものですね。
小山田有重公も天国で喜んでおられるでしょうね。
山城は比較的シンプルな造りの平安・鎌倉期らしい山城です。
が…近くの小山田緑地公園の辺りまで馬場などの施設があった様ですよ。
有重公は質の良い馬をそこで育て、京の都へと送っていた様です。
(公園管理の方談)大泉寺や小山田緑地(公園)とセットで回ると見ごたえが増すでしょう。
小山田荘を預かっていた小山田氏の居城を拝見。
このクチコミを参考にさせてもらい大泉寺の参道から車でアクセスしました。
境内本堂の前まで車で厚かましくアクセスし、お寺のチャイムを鳴らしたところ、住職さんが玄関にお出になりました。
城の見学をお願いします。
と快くOKとのこと。
車は境内の端っこに停めさせていただきました。
(城自体は大泉寺さんの敷地内となっているようです。
寺の裏山が城です。
)城地域へのアクセス道が寺の右端にあります。
二の丸、本丸と結構きれいに残っています。
現在、城内には阿羅漢が多数設置されています。
これがなかなかです。
竹林に囲まれており、とても感じが良く、町田市内とは思えません。
京都のどこぞかと思うくらいです。
城自体は広くはありませんが、こじんまりした広さです。
館自体は、この大泉寺の本堂付近であったようです。
戦略上の城でなく、万が一の時の城のように感じます。
城の保護のために、浄財の案内がありました。
寺の山門が結構良い感じです。
鎌倉っぽいので、是非一緒に見学してください。
名前 |
小山田城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.5 |
堀の跡が少しあり、少し面白いです。
寺の右に道があります。