道脇に一の坂の表示があります。
なんだか切なくなりました。
道の両側が盛り上がり、薄暗くて先の見通せない登り坂です。
ここを攻めると思うと恐怖しかありません。
西南戦争資料館、慰霊碑等実際現地に行きボランティアの方に説明をしていただき、時代の節目に生きた人々に思いを寄せる事が出来ました。
3週間にも及ぶ田原坂の戦い。
その窮状に接し派遣された警視隊の中から特に、剣術に優れた隊員110名で結成された「抜刀隊」(後の陸軍分列行進曲中にも挿入される軍歌「抜刀隊」に唄われる)は抜群の戦果を収めました。
これに比し西郷軍の装備には、旧式だったエンフィードル銃がまだまだ主力であり、政府軍に採用されていた最新の元込め式スナイドル銃であれば6発/分の発射が可能でした。
一方の西郷軍のそれは1分間にたった2発・・・一日平均32万発、多い日で60万発の弾丸消費。
加えて雨天が多かったため西郷軍のエンフィードル銃では先込め作業の際雨で火薬を濡らすこととなったため武器の運用のみを比べても政府軍の方が圧倒的に有利だったのです。
2018年12月訪問。
3つの坂のうちここだけが駐車スペースがあるので、落ち着いて写真が撮れます。
坂の上にある資料館の展示で勉強してからこれらの現場を訪れるのが良いと思います。
道脇に一の坂の表示があります。
隣接した公園がありますが、特段のものはありません。
田原坂を登り始めてまもなく、今は駐車場となっている高台の一の坂公園がある。
これから入る竹林に囲まれ地下に掘って造られた深い道、いわゆる「田原坂」へ入る手前で、一息つける場所。
砂利の駐車場。
土砂が片隅に積んであります。
さぼリーマンの休憩としても使われているようです。
名前 |
西南戦争 田原坂の戦い 田原坂 一の坂 |
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ジャンル |
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住所 |
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関連サイト |
http://www.infobears.ne.jp/athome/fukusuke291/z-606itinosaka.htm |
評価 |
4.1 |
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近代史の教科書に出てくる地を、体感しました。
犠牲者に🙏黙祷しました。