同田貫好きなら一度は訪れてみたい場所。
刀剣乱舞とのコラボをすればよいと思います。
『折れず曲がらず同田貫』正国の鍛冶場跡です。
事前知識無しで行かれたら星一つですね。
事前知識としてお勧めするのが、ウエーブサイト「武士道美術館」様の「同田貫(その1) (その2)」に「同田貫の旅」として紹介されていますので、ご参照してください。
『小代焼き』とならび玉名を代表する美術工芸品のひとつ『同田貫(どうたぬき)』。
「兜割り正国」と異名を取った初代・小山上野介正国以来、明治時代頃まで代々受け継がれた刀工一門・正国『小山同田貫』の鍛冶場跡です。
同田貫(どうたぬき)は、京都の刀鍛冶「延寿(えんじゅ)」の流れを汲み、戦国時代に菊池へ移住し、その後木下家の分家が玉名郡へと移住していった刀鍛冶の一派です。
肥後の国主・加藤清正に仕えた刀工 清国・正国は清正の名を1字づつもらったといわれ、清国は伊倉で「木下同田貫」を、正国は「小山同田貫」を名乗り、ここ亀甲に鍛冶場を開きました。
同田貫の作刀は豪刀武用刀として知られ、加藤清正の入国後は抱え工となり、また熊本城の常備刀とされ全盛期を迎えます。
しかし、加藤家が改易となり、細川忠利の入国後は衰亡し、その鍛刀技術も一時失われます。
その後再興されて、宗広・宗春などの刀工が活躍しますが、明治9年の廃刀令以降はしだいに作刀の機会は少なくなっていきます。
同田貫(どうたぬき)の特徴 「兜割り正国」に代表されるように、剛健にして折れず曲がらず、美装よりも実用本位に鍛えられたところに同田貫の特徴があると言えます。
豪刀のイメージからか、ドラマの世界に於いても英雄豪傑の佩刀(はいとう)として同田貫が登場します。
かの名作『子連れ狼』の主人公 拝一刀(おおかみいっとう)が差した刀としても有名ですね。
玉名市立歴史博物館こころピアには「同田貫」18振が展示されていますのでお立ち寄りくださいね。
なんと撮影可能です。
歩き疲れましたら、毎日違った味が食べらるぐらいに店舗がある「玉名ラーメン」をご賞味あれ。
日本刀好きにはたまらない場所でした。
名前 |
同田貫刀鍛冶の墓 |
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ジャンル |
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住所 |
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営業時間 |
[月火水木金土日] 24時間営業 |
評価 |
4.2 |
同田貫好きなら一度は訪れてみたい場所。